3日間限定、
旧東横線渋谷駅が
緑の巨大な「公園」に変貌!
「さよなら」「ありがとう」と多くの人びとに見守られ、85年間の有終の美を飾った地上駅舎の東横線渋谷駅。
営業終了から6日間。早くも旧・渋谷駅は様変わりをして本日より、謝恩イベント「TOYOKO LINE SHIBUYA STATION PARK〜『ありがとう』と『さよなら』の3日間〜」が始まった。
線路には大きなカバーがされ、ホーム一面に緑の人工芝が敷かれた巨大な公園が出現。まるで打ちっぱなしのゴルフ場みたい(笑)
よく見ると、所々に発車案内板や信号、架線など、渋谷駅であった名残を見つけることが出来る。
ターミナル駅ならではの車止めも、新しい地下の渋谷駅では見ることが出来ない。
中央に設置されたイベントステージでは、鉄道ファンで知られるミュージシャン・向谷実さんのライブや、鉄道写真家・中井精也さんのトークイベントが3日間にわたって実施される。 人工芝に直に座って、のんびりとイベントを楽しむお客さんの姿も。
また今回のイベントの目玉企画は、何と言っても「バラスト(砂利)の詰め放題」(500円/各日先着1,000袋)だろう。渋谷駅ホームの先端から実際に線路内に降りて、線路に転がる石をオリジナルの巾着袋に入れられるだけ拾っても良い、という何ともユニーク企画だ。
まるで「甲子園の土」を集める球児のような心境で、思い出深い渋谷駅の石を拾う。また、いつもの目線とは異なる高さで、線路側から旧・渋谷駅を眺められるのも面白い。ちなみに初日となった本日は、約1時間で1000袋が完売になったそう。週末に「バラストの詰め放題」をしてみたい方は、早めのお出かけを!!同イベントの会期は24日まで。
公式HP http://www.shibuya-tsunagaru.com/stationpark.html
編集部・フジイタカシ
渋谷の記録係。渋谷のカルチャー情報のほか、旬のニュースや話題、日々感じる事を書き綴っていきます。