★『ダイアナ・ヴリーランド』
シネマライズにて公開中★
ドキュメンタリー映画『ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ』。本日よりシネマライズと六本木ヒルズTOHOシネマズにて公開!!!
彼女は「ハーパス・バザー」のカリスマエディター&コラムニスト、「ヴォーグ」の編集長、METの衣装研究所の顧問を務める。。。 アナ・ウィンターより毒舌でカリスマ性があり、かつチャーミング。 ファッションとアート、音楽がすべて同義語で、ライフスタイルと全く離れていない。。。決してぶれない。。。 その先見の明、洞察力は驚くべきものがあります。
「神様は日本に石油も金(ゴールド)も与えなかった。しかし日本人にスタイルというものを与えた、、、」 スタイルとは見た目ではなく、「形式」「作法」「儀式性」のこと。茶道や華道、歌舞伎、相撲、、、日本の文化と言われているものはその儀式性が特徴と指摘。。。 いくらデザインの良い服を着ても意味がなく、その服を着ていかに生きるか、、、と問う。 彼女は様々な伝説の企画を立ち上げてきたが、周囲の人間たち曰く「目に見える欲求だけではなく、潜在的な欲求に応えてくれる、、、」と。 彼女自身の生き様=スタイルこそがファッションであり、アートであることが分かります。
そして、もちろんこのドキュメンタリー映画としての作品が何よりも優れているのです!!! 監督は彼女の義理の孫リサ・インモルディーノ・ヴリーランドが務める。その構成は一冊の分厚いファッション誌そのもの!!!! おススメ!!!! http://dv.gaga.ne.jp/
ヴィヴィアン佐藤(非建築家)
非建築家、アーティスト、ドラァククイーン、イラストレーター、文筆家、パーティイスト、、、と様々な顔を持つ。独自の哲学と美意識で東京を乗りこなす。その分裂的・断片的言動は東京では整合性を獲得している。。。なんちゃって。