渋谷ヒカリエの開業に向けた
PR活動が始動!
2012年春、開業に向けて着々と建設が進む「渋谷ヒカリエ」。3月末には最上階34階まで鉄骨が組み上がり、高さは約182.5mまで達した。宮益坂上の青山通り、青山学院大学あたりから渋谷方面の空を仰ぎ見みれば、周囲のビルよりもひょっこり1つ頭をのぞかせているほど。すり鉢地形と呼ばれる「渋谷の谷底」から屹立するヒカリエの高さを青山通りから改めて実感させられます。
かつて宮益坂は大山街道として栄え、江戸時代には坂上から美しい富士山が拝めたといいますが、今後は青山からヒカリエを眺めながら渋谷へ向かうことになりそうです。
また渋谷駅では昨日から、「渋谷に、カルチャーターミナル。次の渋谷が、動き出す。」というコピーのもと、副都心線渋谷駅の地宙線吹き抜けから垂れ下がる広告幕、エスカレーター、柱巻き、さらに東横線からヒカリエを結ぶ跨道橋の壁面に広告ポスターが一斉に掲出。グランドオープンまで1年を切り、いよいよヒカリエのPRにも力が入り始めています。
ちなみに広告ポスターのアートディレクションは「触ってごらん、ウールだよ」でお馴染みのデザイン界の重鎮、中島祥文さん。特に跨道橋ではヒカリエをモチーフにした数パターンの画が楽しめます。
今後、ヒカリエは壁面工事などが行われ、次第に内装工事へと移っていきます。そしてミュージカル劇場「東急シアターオーブ」や、アーティストの表現の場となる「クリエイティブ・ラボ」などのコンテンツの全容も徐々に明らかになっていくそう・・・。
編集部・フジイタカシ
渋谷の記録係。渋谷のカルチャー情報のほか、旬のニュースや話題、日々感じる事を書き綴っていきます。