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正宗雷鬼電影“I&I”出版

 7月に入り、そろそろ梅雨が開け、暑い夏がやってきます。先週の土曜日から渋谷シアターNで、暑い東京の夏を更に熱くするレゲエ・ムービー『I&I』が公開されています(写真1)。 
 監督は東京在住のラスタマン、イザバ(写真2)。 
イザバはカリブ海のガイアナ出身で、その後ジャマイカに渡り、伝説のレゲエ・ムービー『ロッカーズ』にスタッフとして参加する。生前のボブ・マーリーとも親交を深め、いつかラスタの真実を描いた映画を創ろうと誓いあう。1984年から日本に在住し、映像作家/ミュージシャンとして、リアルなラスタ思想を伝えるべく活動を続けている。 
 ボブ・マーリー没後約30年。カリブ〜アフリカ〜日本と、世界のレゲエ・シーンを記録し続けてきたイザバの集大成といえるのが、この『I&i』だ。日本では、そのファッション性や、ドラッグ・カルチャーなどを表面上で捕えた、誤ったレゲエ観が広まっている。レゲエとはレベル・ミュージック(闘争歌)であり、ラスタとはファッションでは無く信仰なんだ、という当たり前の真実に気付かせてくれる映画がやっと誕生した。 
 『I&i』は決して口当たりの良い作品ではない。ラスタマンたちが直面する、過酷な“路上の真実”も逃げを打たずに正面から描き出す(写真3)  

 ラスタ思想、そしてイザバの人物なりに興味を持った人は、映画を観る前に彼の自伝エッセイ『東京Rastaman“(照片4)我想讀。
 ファッションや流行とは無縁に、レゲエを知りたい。そんな硬派な音楽リスナーにお勧めの本だ。
 この本を読んで、僕もけっこう影響を受けました。イザバ曰く「缶コーヒーは身体によくない。多少手間でも自分でコーヒーをドリップして、水筒に入れて持ち歩くべきだ」僕も今日から実践します。

高橋慎一(攝影師)

獨立作為一個自由職業攝影師超過98年。目前,活躍在,如雜誌和書籍,CD·夾克。此外,音樂相關,海外旅行,大力編寫文檔的文章,如在雜誌和書籍作家。

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