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「朝」「昼」の有効利用が
できるビジネスパーソンのトレンド!?

2009年4月20日より、大手町・丸の内・有楽町地区では既存施設をキャンパスとした、地区就業者らに向けた市民講座「丸の内朝大学」を開講した。こうした地域に根ざした市民大学はシブヤ大学が有名だが、次第に様々なエリアでも飛び火し始めているようだ。新開講する「丸の内朝大学」の特徴は、出勤前の「朝帯」のみに絞っている点にある。夜帯は仕事や、周囲の要因によって予定が立てづらいものの、「朝帯」は個人の意思・裁量によって調整が出来ることから、「何かを学びたい!」と考えている学習欲旺盛なサラリーマンやOLにはピッタリな学校と言える。さらに朝帯の利用は夜間電力を抑制し、オフピーク通勤を促すため通勤環境の向上にも繋がるなど、いくつもの利点があるという。

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このように丸の内が「朝」ブームを作ろうとしている一方で、渋谷では「昼(ランチタイム)」を有効活用する動きが生まれ始めている。渋谷でオンラインクリエイターコミュニティを運営するロフトワークと、音楽 SNSを運営するマイペースは、新しいランチタイムの過ごし方を提案する「ランチクラビング」を開始する。同イベントは、"eat! beat! meet!"をコンセプトに毎月第4金曜のお昼、渋谷で働く会社員がランチを食べながら「ライブとアート」を体感出来る場を無料で提供するもの。場所は道玄坂に位置するクリエイティブ発信スペース「loftworkGround」で開催。第1回目となるvol.1 は2009年4月24日、「Go!! New Life!」をテーマにLittle Turtlesなど3アーティストのライブと、イワコシタツヤの映像作品、斉藤壮一郎によるアートワークの展示を予定するという。

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出勤前の「朝」、仕事と仕事の合間の「昼」。いくら時間があっても足りない現代人にとって、「朝」「昼」時間の有効活用は、意外な盲点と言えるかもしれない。

「ランチクラビング」は予約不要、参加費無料なので、ちょっとのぞいてみようかなぁ。

編集部・フジイタカシ

渋谷の記録係。渋谷のカルチャー情報のほか、旬のニュースや話題、日々感じる事を書き綴っていきます。

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