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祝 ブルーノート創設70周年

皆さん、2009年はジャズにとって記念すべき年です。あの、ジャズの名門レーベル『ブルーノート』が設立70周年を迎える年なんです。
ブルーノートといえば、ジャズ界のエポックになるような傑作を送りだしてきた、いわばこのジャンルを象徴する存在。ジャズに興味が無くてもも、その存在は知っているという人が多いのではないだろうか。
ブルーノートの本当の凄さ。それは過去の遺産となるジャズの名作を作ってきたことではなく、常に進化の先端を行くサウンドを作り続けていることだ。もしかしたら、若いジャズファンにとってブルーノートは、老舗のジャズレーベルではなく、クラブのフロアを揺らし続ける先端ジャズのレーベルとして認識されているのではないだろうか。

2月、青山某所で行われたブルーノート創立70周年記念パーティー(写真1)。世界のクラブ・ジャズ・シーンを席巻するquasimodeが出演し、フロアを揺らし続けた。
マイルス、アート・ブレイキーら、ジャズ・レジェンドの旧作がロングセラーを続けるブルーノート。そして今、渋谷のタワレコで一番人気なのが、イタリアの気鋭バンドHIGH FIVE/FIVE FOR FUN(写真2)。ブルーノート伝統のハード・バップとクラブ世代の感性が見事に融合した一枚。ブルーノートを初めて買うという、入門者にもうってつけです。少しオーディオのボリュームを大きめにして、大迫力で聴いてください。

高橋慎一(フォトグラファー)

98年よりフリーランス・フォトグラファーとして独立。現在、雑誌・書籍・CDジャケットなどで活躍中。また、ライターとして音楽関係、海外紀行、ドキュメント記事等を雑誌や書籍で精力的に執筆。

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