渋谷ジャムセッションvol.21 　
RYU's CUBAN NIGHT
バンボレオ・ジャパンツアー報告

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今年もまた、作家・村上龍氏がプロデュースする『RYU's CUBAN NIGHT』が開催されました。ちょうど昨年のいまごろ、このブログで前回のRYU's CUBAN NIGHTについて報告したのですが、ついこの間のことのようです。月日の経つのはホントに早いですね。
龍氏が1992年にキューバのアーティストを招聘しはじめてから16年、その継続力に感服します。今年は、ここ数年常連となっているキューバの人気バンド『バンボレオ』が来日、熱いステージを展開した（写真1）。ヴォーカルのタニア・パントーハ。その歌の上手さは、日本のシンガーでは較べる人が思いつかない（写真2）。
このバンドサウンドをまとめる、リーダーのラサロ・バルデス（写真3）。ミュージシャン、ましてやピアニストとは思えないコワモテのルックス。聞けば柔道の有段者とか。
昨年ラサロは、龍氏のプロデュースでアルバムを発表した。大胆にして繊細、これまでのラテン音楽のイメージを超えた無二の存在感を放つ作品です。このアルバム、渋谷ならHMV、エル・スール・レコード等で取扱ってます。

近々、新作が発売されると思いますので、ライブに触れて彼らの音圧を生で体感した方は、その感動を是非ともCDでも味わってください（写真4）。

高橋慎一(フォトグラファー)

98年よりフリーランス・フォトグラファーとして独立。現在、雑誌・書籍・CDジャケットなどで活躍中。また、ライターとして音楽関係、海外紀行、ドキュメント記事等を雑誌や書籍で精力的に執筆。