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2008年、音楽フェスティバル報告

2008年、音楽フェスティバル報告

10月11、12日の2日間に渡り『横濱ジャズ・プロムナード』が開催されました。開催地は横浜ですが、渋谷から東横線で一本で行ける同フェスは、考えてみれば渋谷から最も近い大型ジャズフェスかも知れません。
このフェスが終了すると、夏から数カ月続いた音楽フェスティバル・シーズンもいよいよ終了です。そこで今回のブログでは、僕が取材した夏フェスについて報告したいと思います。

高校生の頃は、僕も盛んにロック・フェスティバルへ足を運んだもんですが…、今年で39歳を迎えるオジさんには、夏場の炎天下で大音響のロックを聴くのは精神的にも肉体的にも少々キツいです。ですので、最近は仕事でもプライベートでも、訪れるフェスはジャズ系・ワールドミュージック系のものが大半(いや全てかな)を占めるようになってしまった。
様々なフェスに顔を出した中でなかなか印象深かったのが『La 33』の来日ツアー。La 33は「ラ・トレンタ・イ・トレス」と発音する、コロンビアのサルサ・バンド。今夏、初のジャパンツアーを敢行し、全国津々浦々のクラブでエキサイティングなダンスナンダーを披露した(写真1)。
La 33はサルサ・バンドとはいっても純粋なサルサではなく、クラブユースも視野に入れた、ジャズ、ラテン、ミクスチャー、が心地よく渾然一体をなったバンド(写真2)。ライブのみならず、その音源はDJにヘビーローテーションされた。
出身地コロンビアの伝統楽器をフィーチャーし、ルーツミュージックとしての側面もしっかり見せつけた(写真3)。La 33のCDは、渋谷でならディスクユニオンのJAZZ/レアグルーブ館が扱っています。

音楽フェスで来日したアーティストのごきげんなライブはまだまだありました。続けて次回も各アーティストのライブ報告をしたいと思います。

高橋慎一(フォトグラファー)

98年よりフリーランス・フォトグラファーとして独立。現在、雑誌・書籍・CDジャケットなどで活躍中。また、ライターとして音楽関係、海外紀行、ドキュメント記事等を雑誌や書籍で精力的に執筆。

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