TWS「都市のディオラマ」は10/13まで
現在、トーキョー・ワンダーサイトで開催されている「都市のディオラマ:Between Site & Space」が2008年10月13日(月)で最終日を迎えます。
本展は、新進気鋭のオーストラリア人作家3名と、日本人作家3組が半年間に渡って日本とオーストラリアに長期滞在し、「都市の風景」をテーマに生まれた作品を発表するという実験的なプログラムです。
中でも、注目は日本代表としてプログラムに参加しているエキソニモ、鈴木ヒラク、パラモデルの3組の若手現代アーティストたち。
大都市の内部を流れる血管のように、会場の床や壁に張り巡らされた青いプラレールのインスタレーションが圧巻の「パラモデル」。
ナスカの地上絵のような線や記号、都市を超え宇宙との交信さえも想像させるドローイングが印象的な「鈴木ヒラク」。
そして、現代人の時間に対する既成概念を壊すような暴力的であり、革新的なインスタレーションを発表した「エキソニモ」。展示スペースに入るとセンサーが働いて、カメラ、映像が起動し、廃材を叩くノイズ音が響く。
注目度の高い3組が揃った本展は、見応え十分。連休を利用して、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
「都市のディオラマ:Between Site & Space」
○場所:トーキョーワンダーサイト・渋谷
○日時:2008年9月13日〜2008年10月13日
11:00〜19:00(入場は閉館の30分前まで)
編集部・フジイタカシ
渋谷の記録係。渋谷のカルチャー情報のほか、旬のニュースや話題、日々感じる事を書き綴っていきます。