☆森山御大
『レトロスペクティヴ1965-2005』
『ハワイ』
@東京都写真美術館(5/13−6/29)
森山大道さんの1965〜2005年までの代表作、未発表作品と昨年タカイシイギャラリーで発表された『ハワイ』シリーズが東京都写真美術館にて始まりました。写真:青山(「エロスあるいはエロスではないなにか」) 1968年 東京都写真美術館蔵
会場は二部構成で三階展示室は『レトロスペクティヴ』展。60年代に寺山修司の依頼により芝居小屋シリーズを撮り始め、その後中平、多木とともに『プロヴォーグ』誌を展開。そして北海道時代のスランプ。その後の『光と影』シリーズ、『Daido hysteric』へと続く、、、。
写真:ハワイ 2007年
二階展示室が『ハワイ』展。ハワイ島、オアフ島の自然とそこに住む人々の日常を森山色に展開。
一貫してその舞台は路上。
不安、欲望、孤独が打ち込まれたプリントは未踏の岩盤にザイルを打ち込み、独り登って来たロッククライマーの足跡の様。
誰独り通らなかったそのルートは私達の大きな道標になるであろう。。。
写真:森山大道氏と私・ヴィヴィアン佐藤
東京都写真美術館
ヴィヴィアン佐藤(非建築家)
非建築家、アーティスト、ドラァククイーン、イラストレーター、文筆家、パーティイスト、、、と様々な顔を持つ。独自の哲学と美意識で東京を乗りこなす。その分裂的・断片的言動は東京では整合性を獲得している。。。なんちゃって。