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紫禁城とチベットの女

今日、東京都写真美術館に行ってきました。
美術館では、ちょうど、小川一真が撮影した「紫禁城」展が開催中です。それについては、今週のリコメンドで取り上げる予定なのですが、写真展を見終わって、フロアを出たところで、こんなチラシを発見しました。
『チベットの女イシの生涯』は、2000年に撮影された、中国の巨匠監督シエ・フェイによるチベット映画だそうです。「チベットの美しさに魅せられた」という監督が、オールチベットロケで、チベット人俳優を起用しているとのこと。
つまり、中国の伝統の技を凝縮した紫禁城という建物の見事さと、チベットの風景の美しさが、1つの会場にきちんと共存しているんです。

現在の中国のチベット独立問題は、非常にデリケートな問題です。だからこそ、無視するのではなくきちんと見据えて、どちらかに偏るのではなく、両方同時に紹介している「写真美術館」。信頼できる会場だと、私は感じました。

『チベットの女』は、5月10日から上映中です。残園ながらモーニングショーで、今回は見逃してしまいました(笑)。来週の日曜日は、早起きして、行ってみようと思っています。

編集部・横田

1980年生まれ、神奈川県在住。大学進学を期に上京して以来渋谷はカルチャーの聖地です。現在は渋谷文化プロジェクト編集部に所属しながら、介護士として働くニ足のわらじ生活です。

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