渋谷文化プロジェクト

渋谷をもっと楽しく!働く人、学ぶ人、遊ぶ人のための情報サイト

オトナへの一歩

30歳を過ぎたのだから、そろそろ馴染みの寿司屋の一軒くらいあってもいいかなと思いながらも、もう一歩、オトナへの階段を上り切れない僕ですが、昨日、渋谷のとある寿司屋に取材に行って参りました。4月20日に掲載予定の特集の取材のため、詳細は省きますが、これがなかなかのこだわりの一軒でございました。その名も「オーガニック鮨レストラン大内」。と聞けば、最近のヘルシーブームの時流に乗った洒落たお店をイメージするかもしれませんが、のれんをくぐると、出迎えてくれるのは、いかにも頑固一徹風な親父さん。こぢんまりした店内も渋いトーンでまとめられていて、昔ながらの寿司屋といった趣きです(でも、ちょっと飾った絵画とか、器とかのセンスがすごくいいです!)。店名に冠したオーガニック素材の追求も、昨日今日に始めたものではなく、20年以上前から続けているというから筋金入りです。


その頑固な風貌はダテではなく、半端じゃないこだわり様なので、書きたいことは山ほどあるのですが、それは特集に譲るとして、ここでは甘味として出しているお饅頭について一言。もちろん、このお饅頭も皮の小麦粉やアンコの小豆はオーガニック素材を使った手作りですが、安心素材であるだけでなく、その美味しさはかなりのもの。ここ数年で食べたお饅頭のなかでも、三本指には入りましたね。寿司屋なのに、です。となれば、寿司の味は言わずもがな、でしょう。

こんなお店を知ったら、オトナへの一歩を踏み出せそうな気がしてきました。ちなみに、親父さんは、とっても気さくで話し上手なお方でした!

編集部・Nino

1975年川崎生まれ。音楽と映画とお酒とスイーツを愛するインドア派の男です。

オススメ記事