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澀谷即興演奏第12卷
栩栩(週),光(光子)直播
和爵士標籤“3361Black”

 最近ジャズのインディーズ・レーベルが盛り上がっているのをご存知ですか?ひと昔前までは、インディーズと言えばロックが主流でしたが、近年は独自な作品を制作するジャズの独立系レーベルが、静かななブームを迎えつつあるのです。
 現在、質・量共にメジャーに伍して作品を制作出来る有力レーベルが、10社以上はあるでしょうか。そんな群雄割拠のジャズインディーズ界でひときわ強い存在感を放つ個性派レーベルが『3361Black』である。
 何とも奇妙な名前のレーベルだが、『3361Black』の作り出すジャズサウンドはその名前以上に強い独自性で勝負している。耳にタコが出来るジャズスタンダードを繰り返すだけのお仕着せなシャズとは無縁な、このレーベルのアーティストたちを紹介したい。
 先月29日にジャズクラブ〈スイートベイジル〉行われたライブから。同レーベルの目玉アーティストXUXU(シュシュ)のステージです(写真1.2.3)。XUXUは女性ボーカル4人からなるアカペラ・グループ。ジャズの名曲から邦楽まで、人間の“声”だけで表現される音世界は唯一無二にもの。
 続いては、若手ジャズグループの最右翼、光(フォトン)。光と書いてフォトンと読むとは、このレーベルのアーティスト名は、一度聴いたら忘れないですね(写真4)。ピアノ・ベース・ドラムス・バイオリンからなるこのカルテット、何とメンバー全員が21〜23歳の超若手グループだ。徹底したクラッシック音楽教育から授かった技巧と、“何でもみてやろう”的な好奇心から生まれる雑食性のサウンド。まさに旬の一歩手前にいる若者たちだ。
 『3361Black』は、ジャズマニアの間では知られた、徹底的にサウンドにこだわった拠点となるスタジオを山中湖に所有している。このスタジオを設計したのが、bunkamuraオーチャードホールを設計した斉藤義氏だ。渋谷と山中湖がサウンド作りで線になって結ばれる。音楽ファンにとっては面白い話だろう。
 同レーベルの作品はインディーではあるが、渋谷の大型レコード店で常時購入することが出来る。
 渋谷は、常に優良な音源とアクセスすることが可能な街として機能してきたが、昨年末ショックな出来事が起こった。大型レコード店シスコの店舗撤退である。レコード不況も遂にここまで来たかと、肩を落とした人も多いだろう。
 かつて、秋葉原は電器の街・渋谷はレコードの街、と表されるほど、この街には世界中の音源が集まってきた。皆さん、このまま渋谷のレコード文化が衰退しない為にも、気に入ったアーティストを発掘して、レコードをバンバン買いましょう!

高橋慎一(攝影師)

獨立作為一個自由職業攝影師超過98年。目前,活躍在,如雜誌和書籍,CD·夾克。此外,音樂相關,海外旅行,大力編寫文檔的文章,如在雜誌和書籍作家。

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