大迷走。
三十半ばにして、女子大生に?
ALOHA!
ヤンキーだったら大学生の子供がいてもおかしくない年齢なのですが、気分もうきうき女子大生気分でブログをお送りします。なぜなら16日に初「シブヤ大学」の学生になってきたからです。
「シブヤ大学」のキャンパスはシブヤ!毎月いろんな授業がおこなわれていて、予約をとり抽選によって授業受講権をゲットできます。前からHPを拝見しおもしろそうだな〜〜〜と思いつつ、予約するのがおっくうで浪人を繰り返してしておりましたが、このたび晴れて入学することができました。
私が受講する授業は「【林学】明治神宮の杜(もり)のつくり方」。ブログをチェックしてくださっている方には記憶していられる方もいらっしゃるでしょうか。明治神宮といえば今年の初詣での大御心(おみくじ)でありがたいお言葉をいただきました。(いただいたお言葉は私の胸の中にがっつりしみこんで日々生活しております。)ブログを書くにあたって明治神宮のHPをみていたところ、100年以上先までみて計画してつくられた森ということを知り軽く衝撃をうけました。言葉ではうまく表現できませんがこれから先何かのキーワードのようなきがして…でもそれが何なのかよくわからなくて…はやいところ興味をもったわけです。
何か得られるかどうかはおいておき、生徒は11:00前に明治神宮内の社務所に集合!境内は初詣のときと違い人もまばらでマイナスイオンたっぷりです。広い社務所の中には人がいっぱい。70名募集があったのですが出席率がよくかなり優秀な学生達。テーマがテーマだけに年齢層が高いと予想しておりましたが20〜30代が多くびっくりしました。
はじめに林苑課の今回の先生から神宮の森についての30分レクチャー。
代々木の森の沿革、神宮の森の造成、森の管理、御苑内の植物、森の働きについてのお話を聞きます。それから神社内を解説をうけながらめぐります。
細かい内容につきましてはまとめきれませんが、明治神宮ができるにあたって多くの人の愛と命をかんじました。何もなかった場所に曾祖父母や祖父母の時代の国民の想いにより造りあげられた森なんです。貧しい時代だったと思いますが人々の心は豊かで、それが土台になって今日の神宮になっているんではないでしょうか?
人の手で作られた森ですが、現在では植林することがなく「自然の力を使用し循環」しているらしいです。落ち葉は土に戻し、ドングリも森に戻し芽からは次世代の木が育つ…都会のど真ん中で循環してるなんて驚きですね。
火山が爆発してから何もないところが森になるには500年の歳月がかかります。それを考えると街にある普通の木、ひとつひとつに敬意をもたずにはいられません。人間の都合だけで簡単に切ってしまうものではなく、人間の命同様「尊い」ものとして共存してゆくことが大切なのかもしれません。そういう気持ちがみんなの心にあったら何か変わってゆくのかなぁと思ってみたり…
文章力がないのでちゃんとしたことをタイトにまとめられませんのでレポートはこのあたりで…普段の自分のゆるい雰囲気ブログに戻ります。
はじめて花菖蒲で有名な御苑内にはいりました。ここは料金がかかるのではいったことがなかったのですが、すごく素敵なところでした。木は落葉樹が中心で、それが懐かしいような優しいような独特の空気を漂わせています。都心でこれが満喫できるならお金をはらって入る価値があると思います。
原宿口から明治神宮に足をふみいれて、すぐ右にあるカフェ「杜のテラス」含めオススメスポットです。(おみくじもね!→その日に会う妊娠している友達用に一枚ひいたら、またすごいお言葉がでてしまって…とにかくどっしりと可愛い赤ちゃんを産んでほしいです!)
カレーパン、焼きたてです!
ちょっとの時間だけですが素敵なキャンパスライフをおくることができました。林苑課の先生や明治神宮の宮司さん、「シブヤ大学」のスタッフのみなさん(すごく多くの方のサポートでなりたっていてびっくりしました)、明治神宮をつくった多くの人々や、渋谷の森の木々達に「ありがとうございます」です。おかげで豊かなイチニチをすごせました。
渋谷系?イラストレーター・yummy
1972年生まれ。渋谷区で小中時代をすごし、鮭のようにまたもどってきました。フラ、サーフィン、ホットヨガ、散歩、買い食い、妄想など趣味にふりまわされちょいゆる生活実行中。個人ブログ