春恒例の「渋谷ファッションウィーク」　アーティスト・西野達さんの大型インスタレーションも

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「ファッション」「アート」を通じて渋谷の街に賑わいを創出する恒例イベント「渋谷ファッションウイーク2024春」が2024年3月15日〜3月24日までの期間、渋谷駅周辺の大型商業施設を中心に開催。ランウェイショーをはじめ、各施設の特色を活かしたプロモ―ション、街を回遊するアート企画などが始まる。

▲2023年秋、文化村通りで開催時のランウェイの様子

2014年3月にスタートした同イベントは春と秋の年2回開催され、今回で21回目。渋谷ヒカリエ、渋谷スクランブルスクエア、西武渋谷店、RAYARD MIYASHITA PARK、東急プラザ渋谷など駅周辺の大型商業施設12店舗が企業間の垣根を越えて参加し、「渋谷の街の賑わい創出」を目的に共同のキャンペーンを展開する。

今春のテーマは「THINK」とし、渋谷から多様なパートナーと「サステナブルとは何か」を問いかける。テーマを体現するインスタレーション作品として、パリ・オートクチュールウィークに参加している日本ブランドYUIMA NAKAZATOが、次世代素材と期待される人工タンパク質素材を開発するバイオベンチャー企業Spiberとコラボレーションし、渋谷駅東口地下広場に「真のサスティナブルを問う」作品を展示（3/17〜3/24）。昨年、忠犬ハチ公像で1日限りのアートプロジェクト「ハチ公の部屋」を手がけ、話題を集めたアーティスト・西野達さんが、サウンドアーティストevalaさんと一緒に休館中のBunkamuraで、期間限定の大型インスタレーション（3/16〜3/24 ）を発表する。

▲「旧東急百貨店本店」解体工事中の仮囲いにアート作品を投影する

さらに現在、解体工事中の旧東急百貨店本店の壁面を使ったプロジェクションマッピング型のアート作品（3/11〜3/24）を投影するなど、街なかの様々な場所にアートが出現する。

MIYASHITA PARK2階の吹き抜け広場では3月16日〜20日まで、「ファッション物産展 in MIYASHITA PARK」が開催する。「行きたかった店が来た。」というコンセプトのもと、全国にファンを持つ各地の個性的なショップやヴィンテージセレクトショップなどが、渋谷に一堂に会する。会期前半には大阪・兵庫・長野・東京の店舗、後半には北海道・大阪・福岡・東京の店舗がそれぞれ出店し、セレクトアイテムやオリジナルアイテムを販売する。

そのほか、ファッションデザイナー中里唯馬さんのドキュメンタリー映画「燃えるドレスを紡いで」（3/16公開）とのコラボレーション企画やランウェイショー、プレミアムパーティーなど、開催期間中、渋谷各所から多様なコンテンツを随時発信していく。

平年より暖かく、桜の開花も早まる見込み。春の訪れを、渋谷のファッションウイークで感じてみてはいかがだろうか。

渋谷ファッションウイーク2024春
〇会期：2024年3月15日（金）〜24日(日)
〇会場：渋谷駅周辺
〇参加施設：cocoti SHIBUYA、SHIBUYA109渋谷店、渋谷キャスト、渋谷スクランブルスクエア、渋谷ヒカリエ、渋谷ヒカリエ ShinQs、渋谷マークシティ、西武渋谷店、東急プラザ渋谷、Bunkamura、MAGNET by SHIBUYA109、RAYARD MIYASHITA PARK 〇主催：渋谷ファッションウイーク実行委員会
〇公式：https://www.shibuya-fw.com
〇インスタグラム：https://www.instagram.com/shibuyafashionweek/