明治公園のフリーマーケット

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先週の日曜、友人に誘われて明治公園のフリーマーケットに出店してみました。シャツ一枚で過ごせる暖かい陽気に誘われたのか、会場は出店者が入り切らないほどの盛況ぶりで、臨時の別会場も用意されていました。



友人はデザイナーズの高価な服をたくさん売りに出したため、開始早々に数万円をゲット。元手がいくらかかっているのか知りませんが、とてもフリマとは思えぬ大商いです。
一方の僕は、本50冊・CD50枚というコンテンツで臨みました。が、通りすがりに足を止めてくれる人は多いものの、なかなか売り上げが伸びません。個人の趣味が分かれる分野だからでしょうか。それでも終盤には帰りの荷物を減らしたい一心で、「CD一枚を買えば、もれなく二枚をサービス」など、やけっぱちの叩き売りの結果、7000円分くらい売れました。その夜のお疲れ様会に消えましたがね。

とまぁ、そんな結果でしたが、売上以外の収穫があったのもたしか。とくに、人間ウォッチングが楽しかったですね。なぜか白豚に首輪をかけているキレイなお姉さんとか、全身ミリタリールックで決めたおじいちゃんとか、過度に愛想の良い一昔前のツッパリ風のおにいさんとか。東京には色々な人たちが生息しているのですね。隣のブースで出店していた黒人のボブも、なかなかのナイスガイでした。“No Customer!”と何度も嘆いていましたが、だって、ボブ、その商品はどう見てもバッタモンでしょ…。


日曜の朝早くから起き出して行動するのも、ときには気分の良いものですね。休日をだらだらと無駄に過ごしたという罪悪感なしで、さわやかな春の日和を満喫できた一日でした。

編集部・Nino

1975年川崎生まれ。音楽と映画とお酒とスイーツを愛するインドア派の男です。