Shibuya culture project

More fun Shibuya! People who work, learn people, play information site for people

東京レインボープライド2022 3年ぶりに代々木公園でフェスティバル開催へ 

「生」と「性」の多様性を祝福する啓発イベント「東京レインボープライド2022」(4月22日~6月26日)のメイン企画となる「プライドパレート&プライドフェスティバル」が4月22日(金)・23日(土)・24日(日)の3日間、代々木公園イベント広場を中心に開催される。主催は特定非営利活動法人 東京レインボープライド。

LGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニング)をはじめとするセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)が差別や偏見にさらされることなく、当たり前に生きていける社会の実現を目指す同イベント。1994年8月に新宿中央公園から渋谷宮下公園まで、レインボー。ラッグを掲げてパレードをしたのが、日本初のプライドパレード(当時の参加者は約1000人)。
▲2019年開催時のイベント盛り上がりの様子。3年ぶりの開催となる今回は事前申込制とし、人数制限をしながら感染対策に配慮しながらイベントを実施するという。

2012年4月からは代々木公園を拠点とし、年々知名度や参加数が増加。国内外の大手企業から協賛を得るなど年々規模を拡大し、2019年には約20万人の動員を数えたが、20年、21年は新型コロナ感染拡大に伴いオンラインのみでの実施となった。

今年のテーマは「繋がる、見える、変わる」とし、事前申込みによる人数制限を設け、3年りに代々木公園でのリアルイベントが復活することが決まった。3日間のイベントは、代々木公園から渋谷〜原宿周辺を巡る「プライドパレード」(24日)と、代々木公園イベント広場・野外ステージで開催される「プライドフェスティバル」(22日〜24日)の大きく2つのイベントで構成される。

まず、3日間にわたり代々木公園イベント広場・野外ステージで開催される「プライドフェスティバル」では、国内外の大手企業や団体116社のブース出展のほか、アーティストによるライブ、著名人や専門家によるシンポジウムなど様々なプログラムが展開。メインステージに出演する主なアーティストは、青山テルマさん(23日)、ENVii GABRIELLAさん(23日)、CHAI(24日)、星屑スキャット(24日)、ミラクルひかる(24日)らのほか、ドラァグクイーンショーなど豪華なライブパフォーマンスが繰り広げられる。さらにシンポジウムでは、「LGBTQと感染症」「LGBTQと法整備」など、LGBTQを取り巻く諸問題を専門家やゲストと共にトークを行う。

メインステージと共に、イベントの核となるのが24日に実施される「パレード」(13時開始)。レインボーカラーに装飾された「フロート」と呼ばれる山車がパレード参列者を先導し、参加者は思い思いの装いで、音楽に合わせて代々木公園から渋谷〜原宿の街を行進する。フロートは東京レインボープライドの主催者フロートのほか、10代・20代を中心に構成される「YOUTH PRIDE JAPAN(ユースプライドジャパン)」、全国の団体から構成される「JAPAN PRIDE NETWORK(全国;プライドネットワーク)」などが出走し、渋谷・原宿のまちを巡りながら鮮やかに彩る。

「ちがいを ちからに 変える街。」を基本構想に掲げる渋谷で、互いの生き方を尊重し合える社会の実現について、じっくりと考える機会にしてみてはいかがでしょうか。

「東京レインボープライド2022」プライドパレード&プライドフェスティバル
○ date and time:
2022年4月22日13:00〜18:00
2022年4月23・24日11:00〜18:00
〇会場:代々木公園イベント広場・野外ステージなど
ブース等の出店者数(企業・団体・飲食):116社・団体
Yes Fee: Free
○ Organizer: Tokyo Rainbow Pride, a non-profit organization
○ Support: Shibuya-ku,
○ official:http://www.tokyorainbowpride.com/ 〇参加申込制(先着順)
申込期間:4月12日(火)23:59まで
※4月22日(金)は事前の入場受付なし。
応募フォーム:
https://form.tokyorainbowpride.com/trp2022/entry.html (日本語版)
https://form.tokyorainbowpride.com/trp2022en/entryen.html (英語版)
※応募者に後日入場に関する案内メールが届く

Recommended articles