春恒例のアースデイ東京2022@代々木公園 今年は「100チャレンジ」を目指す
今年で22年目を迎える日本最大級の地球フェスティバル「アースデイ東京2022」が4月16(土)・17日(日)、代々木公園イベント広場・けやき並木などを中心に開催される。
「アースデイ」とは、1970年にアメリカ西海岸でスタートした環境問題に対する関心を呼び掛ける環境イベント。日本では1990年に代々木公園などを中心に大規模なイベントを初開催し、「アースデイ東京」として2001年から毎年4月の土日に実施。毎年10万人を超える来場者数を数え、春恒例の大型野外イベントとして定着。昨今では「エコ」「オーガニック」「自然エネルギー」「ゴミ」などのほか、気候変動や生物多様性、森づくり、文化多様性など、私たちが抱える問題を社会提起し、市民や組織、企業と共に解決に向けた行動を促すための様々な企画や取り組みを展開する。
2020年は新型コロナ感染拡大でオンライン開催のみとなったが、昨年はリアルイベントを再開、。昨年に続き、今年も代々木公園を中心にリアルイベントを展開していく。今回のキャッチコピーは「スマイル100チャレンジ!〜多様性の風〜」。様々な団体や企業などとコラボレーションし、「地球と私たちのための100のアクション」を実際に展開していく。たとえば、市川海老蔵さんが代表を務めるNPO法人Earth&Humanと共に電気を消してスローな夜を呼びかける「キャンドルナイト」、子どもたちと地球について話すきっかけとなる「絵本の読み聞かせ」や、20歳以下のメンバーで構成される「a(n)action」が進める渋谷に気候時計を100台設置する「Climate Clock プロジェクト」、「アパレル廃棄問題」に向けてアシックスが取り組む「GREEN BAG PROJECT」など……様々なアクションを行う予定。
イベントを盛り上げる恒例のメインプログラムは、豪華なアーティスト参加による「アースデイコンサート」。今年の出演は、加藤登紀子さん、坂本美雨さん、寺尾紗穂さん、あっこゴリラさん、Moment Joon、ベーソンズ (THE BASSONS)、タブレット純ほか、地球や未来にコミットする多彩なアーティストやゲストが参加を予定する。
そのほか、オーガニックやフェアトレード、サステイナブルな商品を扱うメーカーやお店が集うマルシェ「くらしの天然市場」や、食育としての商品を提案・提供する「フォレストキッチン」、誰でも気軽に坐禅の仕方が学べる「Earth禅堂」、人と地域に役立つ仕事を自分たちでつくる協同組合「ワーカーズコープ」がプロデュースによる「ワーカーズビレッジ+」など、暮らしに寄り添うブース。さらに2月から続くロシアによるウクライナ侵攻に対し、ウクライナの人びとをサポートする組織やNGOなどのブースも出展する。
アースデイ東京2022@代々木公園
〇日程:
2022年4月16日(土) 10:00-19:00
2022年4月17日(日)10:00-18:00
※出展ブースは両日とも17時まで
〇会場:都立代々木公園 イベント広場野外ステージ周辺・ケヤキ並木
※雨天決行
〇主催:アースデイ東京2022実行委員会
〇入場:無料
〇公式:https://earthday-tokyo.org/earthday2022/