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21年ぶりに4K公開、ビョーク主演の衝撃作「ダンサー・イン・ザ・ダーク」

2000年のカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドール、主演女優賞を獲得し、世界に驚きと感動を与えた映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の4Kデジタルリマスター版が12月24日より、渋谷Bunkamura ル・シネマなどで公開が始まる。

「奇跡の海」「ドッグヴィル」などを手掛けた鬼才ラース・フォン・トリア監督が、アイスランドの歌姫ビョークを主演に迎えた伝説の衝撃作。絶望を乗り越える母の無償の愛、生命の輝きを、ミュージカルの手法を導入しながら斬新な映像美で描いた同作品は、2000年のカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドール&主演女優賞の二冠に輝くなど映画界を席巻。日本国内でも大ヒットし、興行収入24.2億円を記録した。

▲左はビョーク演じるセルマ。右はフランスの大女優カトリーヌ・ドヌーヴが演じる親友キャシー。

ビョーク演じるセルマは女手一つで息子を育てながら、工場で働いている。彼女を母のように見守る年上の親友キャシー(カトリーヌ・ドヌーヴ)、息子の面倒を観てくれる隣人ビル夫妻、セルマに静かに思いを寄せるジェフ。様々な愛に支えられながらもセルマには誰にも負えない悲しい秘密がある。病のために視力を失いつつあり、手術を受けない限り息子も同じ運命を辿るという。愛する息子に手術を受けさせるため懸命に働くセルマ。が、ある日、今まで貯めていた大事な手術代が盗まれ、彼女の運命は思いもよらない衝撃のラストへと導く…。

▲工場の機械音や列車の音をきっかけに圧巻のミュージカルシーンが始まる。

純粋無垢な心を持つセルマの過酷な運命をビョークが完璧に演じきる。さらにビョークの力強い歌唱と圧巻のダンスによるミュージカルシーンは、心に響き、記憶に残る名シーンとなっている。4Kデジタルリマスターでより鮮明になった大迫力の本作品を、改めて劇場の大スクリーンで見てはいかがだろうか。

映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク4Kデジタルリマスター版』
2000年/デンマーク/英語・チェコ語/カラー/スコープ/140分/ドルビーデジタル 原題:Dancer in the Dark 日本語字幕:石田泰子 配給:松竹
©ZENTROPA ENTERTAINMENTS4, TRUST FILM SVENSKA, LIBERATOR PRODUCTIONS, PAIN UNLIMITED, FRANCE 3 CINÉMA & ARTE FRANCE CINÉMA

〇上映:2021年12月24日〜
〇劇場:Bunkamura ル・シネマ
〇監督:ラース・フォン・トリアー
〇主演:ビョーク
〇公式:https://www.movies.shochiku.co.jp/dancer

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