渋谷のラジオ「ヒカリエデッキ ラジ公スタジオ」オープン 新たなコミュニケーションの拠点に
渋谷のコミュニティFM「渋谷のラジオ」のサテライトスタジオ「ヒカリエデッキ ラジ公スタジオ」が10月1日、渋谷ヒカリエのアーバンコア4階にオープンした。
2016年4月1日に開局した「渋谷のラジオ」は、市民ファウンダーやボランティアスタッフなどに支えられ、渋谷川沿いにある本局スタジオから全番組をオリジナルで放送するコミュニティーFMとして地元の人々に親しまれてきた。渋谷のラジオの西樹理事長は「6年目を迎えた『渋谷のラジオ』が、さらなる局のブランディング、ファンづくりを目指したい」とし、渋谷の街の注目スポット「ヒカリエデッキ」に初のサテライトスタジオを構えることを決めたという。
オープン初日を迎えた本日は、フリーキャスターの平井理央さんがパーソナリティを務めるラジ公スタジオ開設記念特別番組を生放送。生出演した長谷部区長は「新たな渋谷の景色を望める素敵な場所に、サテライトスタジオがオープンしことで、新たなチャレンジをしていけるのではないかと期待は膨らむ」とお祝いの言葉を寄せた。
10月4日(月)から同スタジオでは、土曜日を除く毎日15時〜16時に地域情報番組「渋谷商店部 お店に行こう!」を生放送し、その様子はアーバンコア4階からガラス越しに観覧することもできる。
また放送以外の時間帯は、スタジオ内に併設する「ドリンクスタンド」でコーヒーやジュース、ビールなど各種ドリンクをテイクアウト販売する。ヒカリエデッキには腰を掛けるスペースもあるため、仕事や買い物の合間にドリンクを飲みながら休憩する場として利用するのも悪くない。
今後、ラジ公スタジオでは番組と連動したミニ展示企画やワークショップの開催、渋谷区と連携した企画など、リスナーや地域住民とのコミュニケーション拠点として活用していくという。
編集部・フジイタカシ
渋谷の記録係。渋谷のカルチャー情報のほか、旬のニュースや話題、日々感じる事を書き綴っていきます。