五輪開会を祝いブルーインパルスが展示飛行 渋谷でも歓喜の声
TOKYO2020開会式当日を迎え、都心上空をブルーインパルスが展示飛行し、開会を祝い大きな五輪のマークを青空に描いた。
東京都庁方面から渋谷を抜け、東京タワー、東京駅、東京スカイツリーなどの上空を飛行し、国立競技場、渋谷方面に戻ってきた時に、五色のカラースモークで噴出し五輪マークを形づくった。
30度を超える暑さの中にもかかわらず、ブルーインパルスの展示飛行を一目眺めようと、昼12時過ぎ頃から渋谷区役所や代々木公園付近にも人出が増え始めた。
12時37分頃に都庁方面から渋谷上空に6機で三角形の隊形で飛行するブルーインパルスが現れると、一斉に歓声が上がった。
12時41分頃にブルーインパルスが再び戻ってくると、1964年大会のレジェンド会場である「代々木競技場」との2ショットを狙い、多くの人びとがカメラやスマホを空にかざしシャッターを切る姿が目立った。
その後、各機がカラースモークを噴出し、青・赤・黄・緑・黒の5色の輪を描き始めたが、あいにく渋谷上空は所々に雲がかかり、五色の色味や輪の輪郭がはっきりしない部分も多かった。とはいえ、TOKYO2020開会を目前に控えた展示飛行に感動した人も多かった様子で、ブルーインパルスが飛び去った後には、観衆から大きな拍手が巻き起こっていた。
さぁ、いよいよ1964年以来、2度目の東京五輪が始まる。
Editorial department · Fuji Itakashi
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