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「ヒカリエデッキ」オープン 全長140メートルのテープカット式

渋谷ヒカリエの北側、東京メトロ銀座線線路の直上スペースに2021年7月15日(木)、歩行者デッキ「渋谷ヒカリエ ヒカリエデッキ」がオープンしました。

▲植栽やベンチが整備された新歩行者デッキ

「テープカット」による記念式典では、渋谷ヒカリエ総支配人ら施設関係者をはじめ、地域関係者、一般公募による参加者を含め計85人が参列。一定のソーシャルディスタンスを取りながら、紅白テープの全長は140メートルにも及ぶ。新歩行者デッキの全長をいっぱいに使ったその光景は圧巻の一言だ。

▲佐野真一 渋谷ヒカリエ総支配人

主催挨拶に登壇した渋谷ヒカリエ総支配人・佐野真一さんは「2012年にオープンした渋谷ヒカリエですが、今まで多くの人びとに支えられてここまできました。(ヒカリエデッキのオープンで)ヒカリエはさらに大きく羽ばたいていきます。将来的には、このデッキは渋谷のまちにつながります。このデッキから渋谷へ、世界へ、そして未来へ。みんなと一緒に歩いていければ」とコメントを寄せた。

<テープカットの様子を収めた動画>

2027年までには、ヒカリエデッキから銀座線渋谷駅ホームの上を歩行し、渋谷駅ハチ公前広場、渋谷マークシティまで、JR山手線頭上を跨ぎ渋谷を東西で移動できる「スカイウェイ(仮称)」が誕生する。ヒカリエデッキのオープンは、その壮大なプランの第一歩となる。

▲2027年までには、この柵も取り除かれ、銀座線渋谷駅ホームの頭上を移動できるようになる。

▲ヒカリエデッキ4階部から3階部へ降りるエスカレーター。宮益坂の傾斜に合わせて歩行者デッキが設計されている。

▲宮益坂上方面の入口付近には駐輪場が完備。ここに自転車を停めれば、通勤や通学、買い物にも便利だ。

▲宮益坂上方面の入口付近にはキッチンカーも出店。ここでフードを入手し、ヒカリエデッキのベンチで食べながら過ごすにも気持ちよさそうだ。

また、同エリアではオープンを記念し、7月15日〜18日まで4日間にわたってイベントが開催される。初日となる15日はワイヤレスヘッドホンを使ったDJライブ「サイレント・ミュージックラウンジ」(17〜20時)、16日(金)、17日(土)は、デジタルライブペインティングとプロジェクションマッピングによるライブイベント「MAPP_YOUR WORLD」(各日18時半〜20時)。17日(土)、18日(日)は、現代芸能『獅子と仁人』(ししとひと)のパフォーマンスが繰り広げられる。そのほか、サックスカルテットによるストリートライブ「RENEW LIVE サックスカルテット」(15〜18日各日12時〜/15時〜/17時〜各回30分程度)や、日本画を参加者と一緒につくるワークショップ「渋谷rock’n’s Byobu」(17・18日各日11〜17時)など、連日様々なイベントが催される。各イベント共に参加無料。

ヒカリエデッキ オープニングイベント
https://www.hikarie.jp/event/detail.html?id=6378

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