渋谷の映画館や美術館、レジャー施設の営業 6/1より再開

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東京都に発出されている緊急事態宣言は6月1日から再延長され、今月20日まで期限が延びる。一方で、今まで休業要請がなされてきた映画館や美術館などの文化施設やレジャー施設について、人数制限を行うことを前提として時短営業が認められている。

6月1日から営業を再開している渋谷の文化、レジャー施設の状況をまとめてみました。

Bunkamuraザ・ミュージアム　「古代エジプト展」6/1より予約制で再開
4月16日〜6月27日まで、Bunkamuraザ・ミュージアムで開催予定であった「古代エジプト展」は緊急事態宣言措置により、開催から僅か8日間で臨時休業に。6月1日より営業をようやく再開したが、感染対策の強化のため、残り27日間の全日程はオンライン上での「日時予約制」を導入し、人数制限を行う。開館時間も連日10:00-20:00(入館は19:30まで)と短縮される。営業再開に伴い、「待ってました」と美術館へ直ぐに向かう人も多いと思うが、オンライン予約が必要なため、くれぐれもご注意を。
https://www.bunkamura.co.jp/museum/

東京都公園通りギャラリー　6/1より予約制で再開
公園通り沿いにある「東京都渋谷公園通りギャラリー」は、６月１日より再開。再開にあたり、コロナ感染症拡大防止の観点から、ウェブの申込みフォームよる予約制を導入している。6日までは「アール・ブリュット ゼン＆ナウ 2021　レターズ　ゆいほどける文字たち」を開催。開館時間は11時〜19時まで。その後、7月17日 からは「アール・ブリュット2021特別展　アンフレームド　 創造は無限を羽ばたいてゆく」がスタートする。
https://inclusion-art.jp/

TOHOシネマズ渋谷　6/1より再開　GＷ観られなかった作品を
道玄坂にある映画館「TOHOシネマズ渋谷」も6月1日より再開。座席は前後左右1席ずつを空けて販売し、上映終了時間は21時まで。コロナ感染対策のため、ビールなどのアルコール類の販売は終日なし。「名探偵コナン　緋色の弾丸」「るろうに剣心　最終章　Ｔｈｅ　Ｆｉｎａｌ」「シン・エヴァンゲリオン劇場版」など、ゴールデンウィーク中に観られなかった大作を、遅ればせながらチェックしてみてはいかがだろうか。
https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/043/TNPI2000J01.do

渋谷TOEI　6/1より再開　話題作「いのちの停車場」
宮益坂下にある映画館「渋谷TOEI」は映画館休業要請の緩和に伴い、6月1日より再開。 収容定員の50％で座席間隔をあけてチケット販売を行い、終映時刻は21時までの時短営業を行う。劇場売店でのアルコール類の販売を中止。また、チケット売場の密を防ぐため、オンライン予約の瀬局的な利用を促す。現在上映中の作品は「いのちの停車場」、現役医師・南杏子さんの小説を映画化した話題作で、スクリーン上映を待ち望んでいた人も多いことだろう。
https://toeitheaters.com/theaters/shibuya/

シネクイント　6/1より再開　海外の大作ぞろい
渋谷パルコが運営する、渋谷ロフト横にある映画館「シネクイント」も6月1日より再開。当面は、座席の50%間引きで販売し、上映終了時間は21時までの時短営業を行う。ビールなどのアルコール類の販売は休止する。現在上映中の映画は、スパイク・リー監督が映画化して話題になっている「アメリカンユートピア」、ディズニーアニメ「101匹わんちゃん」の悪役クルエラの誕生秘話を実写映画化した「クルエラ」、さらに第93回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演女優賞の主要3部門を受賞した「ノマドランド」など、大作ぞろい。
https://www.cinequinto.com/

ヒューマントラストシネマ渋谷 6/1より再開　21時までの時短営業
明治通り沿い「cocoti SHIBUYA（渋谷 ココチ）」7・8階にある映画館「ヒューマントラストシネマ渋谷」は21時までの時短営業、座席の間引き販売の実施で6月1日より営業再開。アルコール類の提供せず、お持ち込みも不可とする。現在、上映している作品は、旧ソ連時代の実話、もうひとつのハチ公物語と言われる「ハチとパルマの物語」や、女優の菅野美穂、高畑充希、尾野真千子の3人が母を演じる「明日の食卓」など。
https://ttcg.jp/human_shibuya/

渋谷スクランブルスクエア「渋谷スカイ」6/1より平日のみ再開
地上230メートル、渋谷のまちを一望できる渋谷駅直上の展望施設「SHIBUYA SKY」も6月1日より営業再開。感染症拡大防止の観点から、営業は平日10時〜20時（入場19時まで）で、土日祝日は当面休館となる。屋上スペースは換気も十分で、コロナ禍でも安心して楽しめるスポットといえるだろう。
https://www.shibuya-scramble-square.com/sky/

シブヤボウリング　6月1日より再開　酒類提供は休止
明治通り沿いEST渋谷東口会館にある「シブヤボウリング」も6月1日より営業再開。アルコール類の提供は休止するほか、同ビル外からの飲食物の持ち込みも制限。仲間同士でついついハイタッチしたり、賑やか過ごしたり楽しみたくなるが、コロナ禍では黙々とプレーを行うしかなさそう。
https://www.shibuyaest.co.jp/bowling/

渋谷区立松濤美術館　休館継続で「フランシス・ベーコン展」閉幕へ
渋谷区立松濤美術館は緊急事態宣言延長を受け、6月20日まで臨時休館を継続することが決定。本来、4月20日〜6月13日の期間、20世紀を代表するイギリスの巨匠、フランシスコ・ベーコン展が開催される予定であったが、公開から僅か5日間で休館。その後、再開を期待するファンも少なくなかったが、目途が立たないまま閉幕を迎えることとなる。準備を進めてきた関係者の方々のことを思うと、何ともやり切れない気持ちである。
https://shoto-museum.jp/

白根記念渋谷区郷土博物館・文学館　企画展「昭和30年代の渋谷」は会期延長へ
緊急事態宣言の再延長を受け、白根記念渋谷区郷土博物館・文学館は6月20日まで、臨時休館を継続。4月17日〜6月13日まで、同館では企画展「写真展 昭和30年代の渋谷」の開催が予定されていたが、長引く休館に伴い、会期を7月11日まで延長することが決まった。予定通り20日で緊急事態宣言が解除されれば、21日から同企画展が再開する。昭和39年の東京オリンピック大会の開催決定で、大きく変化した昭和30年代の渋谷の街並みの写真を掲出しており、7月24日から始まる五輪を前に今昔の渋谷の様子を対比してみてはいかがだろうか。
https://shibuya-muse.jp/