焼物や食など「茨城」の魅力に触れる展示企画 渋谷ヒカリエ・d47 MUSEUMで開催
「茨城」をテーマとした展示企画「d design travel IBARAKI EXHIBITION」が2月26日〜5月24日まで、渋谷ヒカリエ8階・d47 MUSEUMで開催される。
同展示は、ミュージアムを運営する「D&DEPARTMENT PROJECT」が制作する観光ガイド「d desigh travel(ディデザイントラベル)」の最新「茨城号」の発売に合わせて実施する連動企画の一つ。誌面だけでは収まりきらない茨城の魅力を、リアルな展示企画を通じて立体的に伝えていく。
「その土地らしさ」にこだわる同企画では、現地で実際に使用されている仕事道具や備品、装飾品などを展示し再現。例えば、今回の展示では、ドイツ人陶芸家で茨城県大子町を拠点に活動を行ったゲルト・クナッパー氏(1943−2012)の作品や、全国に知られる蕎麦店「慈久庵」の蕎麦の器、古河公方公園ジェラテリアのSANAAチェアなど、さまざまな展示を予定する。
併せて、会場ではおすすめの茨城の手土産が買える期間限定ストアも出店。久慈郡大子町にある生活漆器のブランド「器而庵(きじあん)」の大子漆の漆器や、陶芸家・鈴木環さん、船串篤司さんの焼物のほか、様々な作家による笠間焼、結城紬のショールといったプロダクトから、パラダイスビアファクトリーのクラフトビールや木内酒造の常陸野ネストビール、日本酒、サザコーヒーのコーヒー各種、在来豆を使ったグラノーラ。さらに種類さまざまな納豆や干し芋など、茨城の厳選した手土産がその場で購入できる。
会期中、同ミュージアムに併設する「d47食堂」では「茨城定食」を提供。霞ケ浦産のシラウオをのせたご飯、在来大豆の納豆、凍みこんにゃく、茨城を代表する県民食・干し芋など、現地取材を通して知った「その土地ならではの食材」を取り入れた定食が味わえる。そのほか、展示の舞台裏を語るトークショーや、茨城の食が堪能できるイベント、茨城をテーマにした新作落語を披露する「d47落語会 茨城県」などの開催も予定する。
この機会に、今まで知らなかった茨城の魅力に触れてみてはいかがだろうか。
d design travel IBARAKI EXHIBITION
○会期:2021年2月26日〜5月24日 12〜20時
※入館は19時30分まで ※水曜休
○会場:d47 MUSEUM (渋谷ヒカリエ8階)
○入場:ドネーション形式(会場受付)
○主催:D&DEPARTMENT PROJECT
○協力:いばらき県央地域観光協議会
○公式:https://www.hikarie8.com/d47museum/