甘みの強い岐阜の柿
ボンジュー!無事誕生日を終え、30歳まであと3年のカウントダウンが始まった山本です。憂鬱だなぁ…というのが正直なところですが、みんなにお祝いしてもらって、今年も幸せに過ごせてよかった! お祝いメールもたくさんもらい、ありがたいなぁとしみじみ。ちなみに今年の誕生日は人手不足のため、週末実家に帰り手伝ってきました。ですので、今回は柿の話をさせてください!
私の実家のまわりはすべて柿畑。例年だと11月半ば、今の時期は大収穫中なのですが、今年は暑かったせいか色付きにムラがありました。ですので、色づいているのを選びながら甘さの強い富有柿収穫。太陽の光の加減によって赤くみえたりするので注意が必要なのです。採ってみると意外に青かったりとか……(まぁ、それを家族でぎゃーぎゃー言いながら作業するのが楽しいのですが)。富有柿を収穫後は少し三角形の蜂屋をいう渋柿を収穫(※木になっている画像のものです)。この蜂屋は干しておくとぐっと甘みが増しておいしいんですよ。しかし、なぜか1年ごとにしかたくさんならない不思議な性質。今年は豊作の年なのでたくさん採れました! もちろん、姉と二人で皮を剥き、紐をつけて軒下に吊るしました。なかなかいい景色でしょう。
ちなみに私は取材で気持ちのいいシェフに出会うと取材のお礼に柿を送ります。その後「おいしかったから来年は買うよ!」と言ってくださった人が何人かいます。これは本当にありがたいこと。作り手の一人(両親が作っているのですが…)として、生産者と触れ合ってくれる、指名して買ってくれるシェフがいるということは本当に素晴らしいことです。だから毎年我が家も総出でがんばれるのだと思います。
何れ、渋谷エリアのレストランにも山本家の柿を卸せる日がくるといいなぁ。東急フードショーや成城石井などに置けるといいんですけど。ってそれは無理か(でも絶対うちの柿はおいしい! 自画自賛)。 ※ちなみに画像の柿畑は山のふもとのもの。姉と甥っ子もお手伝いです。
渋谷系グルメライター・山本
1980年生まれ、 2004年より代々木公園近くの渋谷区在住。渋谷駅から代々木公園、代々木上原あたりまでが主に出没スポット。自転車で渋谷の街をかけぬけ、渋谷系フードを10年以上食べ歩いている。レストランはコストパフォーマンスとサービスを重視。好きなものはカフェラテ、ビール、肉。