宮下公園ホテル最上階のエンターテイメントレストラン&バー「SOAK」 水着で入れる水辺空間も
7月に新たに生まれ変わった「渋谷区立宮下公園(MIYASHIYA PARK)」。緑の芝が広がる屋上でくつろぐ若者も多く、早くも「渋谷のオアシス」として定着しつつある。この宮下公園の原宿側には、高さ75.1メートル、地上18階建てのホテル「sequence MIYASHITA PARK(シークエンス ミヤシタパーク)」がそびえ立つ。11月13日から同ホテルの最上階にエンターテイメントレストラン&バー「SOAK(ソーク)」がプレオープンした。
渋谷を拠点とするクリエイティブカンパニー「BAKERU」がプロデュースを手掛けた同スペースは、「レストラン&バー」をメインとするほか、DJブースを備える「イベント&パーティスペース」、渋谷の街を一望しながら水遊びが楽しめる「ルーフトップテラス」の3つコンテンツから構成される。
空間設計は、「渋谷キャスト」のファサードなどを手掛けた建築デザイン事務所「ノイズ」が担当。レストラン&バーの中心には、着席・立食スタイルでも対応可能な大きなカウンターテーブル、天井部には「浮き雲」をイメージしたミラーボールを配するなど、遊び心に富んだアーティスティックな内装が特徴。料理は「西麻布81」永島健志さん、香港を代表する日本人シェフの長屋英章さんが監修する「ジャパニーズイノベーティブ料理」のペアリングコースを提供し、ドリンクはニューヨークの「Sake Bar DECIBEL」などでバーテンダーを務めた経験を持つ後藤崇さんが担当する。
レストラン&バースペースの奥にはパーティ・イベントスペースが続く。結婚式の二次会や歓送迎会など、最大100人までの貸切パーティや企業系イベントなど、幅広いニーズでの利用が可能。音響デザインは、ポストロックバンドtoeの山㟢廣和さんが担当するなど、五感を刺激する空間演出が随所に見られる。
屋外スペースとなるルーフトップテラス「OYU」は、まるで露天風呂のような、温水プールのような「水辺空間」。
中央には「忠犬ハチ公像」に続く新たなシンボルとして「招き猫」のモニュメントを設置。制作したのは、西銀座チャンスセンターの招き猫「宝猫」などの作品で知られる現代美術家・吉田朗さん。顔の中心部からはマーライオンのように水が噴射し、何ともユーモラスで親しみやすい。ロッカールームやシャワー、レンタルタオルも用意されているため、水着やTシャツを着て水(お湯)と戯れることもできる。
さらに同スペースからは原宿・神宮方面を一望できるパノラマビューが広がり、お酒を片手に華やかな渋谷の夜景を楽しむこともできる。非日常的な刺激が味わえる「大人の新しい遊び場」としておすすめだ。
レストランタイムは18時スタートと21時スタートの2部制で完全予約制。23時以降はバー営業のみ。
エンターテイメントレストラン&バー「SOAK」
○住所:渋谷区神宮前6丁目20番10号 MIYASHITA PARK North 18階
○営業:17:00-24:00(L.O.23:30)
○電話:03-6427-9989(※17:00-22:00対応)
○LINE@ ID:@672pnqpp(※17:00-22:00対応)
○レストラン営業:1部/18:00-20:00、2部/21:00-23:00
※ペアリングコースのみ提供:1.5万円/名(税抜)
○バータイム営業:23:00〜Close
○定休:毎週月曜日
○公式:https://soaks.tokyo/
編集部・フジイタカシ
渋谷の記録係。渋谷のカルチャー情報のほか、旬のニュースや話題、日々感じる事を書き綴っていきます。