「ブックファースト渋谷店」の解体工事始まる
今朝、文化村通りを通った際、今年10月に閉店した「ブックファースト渋谷店」の入っていたビルの解体工事が既に始まっていました。「大盛堂書店」「旭屋書店」に続き、6フロア、70万冊を扱う渋谷一の大型書店であった「ブックファースト」閉店のニュースに大きな衝撃を受けた人もきっと多かったことでしょう。
さて、ブックファーストの跡地には一体何ができるのでしょうか?
「建築計画のお知らせ」によれば、建築物の名称は「(仮称)渋谷宇田川町ビル」、地上9階、地下2階建、延べ床面積7980平方メートルの大型商業ビルの建設を予定しているとか。建設完了は2009年7月末。おそらく、アパレルショップでしょうね。
同じ文化村通りには、来年9月頃にヤマダ電機が大型家電量販店「LABI SHIBUYA」(8フロア、延べ床面積 8,858.87平方メートル)のオープンも予定されており、今後、このエリアの動きが活発化しそうです。 既存のビックカメラ2店舗、さくらや1店舗に、さらにLABI SHIBUYAが加わって、新宿、池袋同様に渋谷も家電競争の激しい街へと変貌していくのでしょうか・・・。
ところでブックファーストですが、渋谷駅前にある渋谷西村 フルーツパーラーの隣、渋谷第一勧銀共同ビル地下1階・地下2階に移転し、心機一転、「ブックファースト渋谷文化村通り店」として先月よりオープンしています。しぶちか、田園都市線・半蔵門線の駅と直結していること、また営業時間も夜11時までと通勤利用者には非常に便利。店舗は以前の4分の1程度の大きさながら、地下1階には雑誌、話題の本、新書・文庫や漫画をメイン、地下2階には落ち着いて見られる専門書や趣味の実用書などを上手に配置し、普段使いに丁度良い、コンパクトな書店となっています。
とはいえ、地下鉄を使わない人にとっては、非常に分かりづらい場所であるかもしれません。
スクランブル交差点から見える「1st 本」の看板を目印に、一度のぞいて見てはいかがでしょうか。
そうそう、新しい待ち合わせスポットに良いですね。
たとえ友達に待たされても、本を読みながら時間が潰せそう・・・。
参考記事:ブックファースト渋谷店副店長・塚本忍さんのインタビュー
編集部・フジイタカシ
渋谷の記録係。渋谷のカルチャー情報のほか、旬のニュースや話題、日々感じる事を書き綴っていきます。