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渋谷の街でピクセルアートの祭典「Shibuya Pixel Art 2019」が開催中!

ピクセルアートの祭典「Shibuya Pixel Art 2019(シブヤピクセルアート)」は2019年6月1日〜30日まで、渋谷駅周辺約100カ所の街メディア「ROADCAST」(ビル壁面など)や、渋谷キャスト・カフェAre、adidas Originals Flagship Store Tokyoなど、渋谷の街の様々な場所で作品展示が行われている。

「PIXEL(ピクセル)」とはコンピュータで画像を表示するときの最小単位で、いわゆる「ドット(正方形の小さな点)」のこと。そのドットで描かれた絵や作品を「ピクセルアート」という。ITベンチャーが集積する渋谷は、「シリコンバレー」に対抗して「ビットバレー」と呼ばれていたが、そんな歴史的な背景から渋谷はピクセルアートと非常に親和性の高い街ともいえるだろう。同イベントは、「ビットバレーで、ピクセルアートを!」という思いから2017年にスタートし、今年で3年目を迎える。

イベント開催に先立ち、「Shibuya Pixel Art Contest 2019(シブヤピクセルアートコンテスト)」として2019年2月1日〜3月31日まで、一般から公募作品を募集。「シブヤ」「時代」「人間」「妖怪」「お祭り」をテーマとしたイラスト、アニメ、映像、彫刻、刺繍、写真などのピクセルアートを制作してもらい、ハッシュタグ「#shibuyapixelart2019」をつけてTwitter、Instagramに投稿する形で作品を募った。

応募総数は昨年比3倍増の895点。独自性、社会性、構成力の3つの観点から審査委員による最終審査の結果、最終優秀賞1点、優秀賞10作品、「adidas Originals Flagship Store Tokyo」特別賞1点、Limited Pixel Art賞 4点、Analog Pixel Art賞 1点、Beyond Pixel Art賞 1点の計16作品18賞が選出。最終優秀賞には、@m7kenjiさんが制作した「生まれ変わる町」が選ばれた。

最優秀賞:「生まれ変わる町」(@m7kenji)

「109など渋谷のランドマークに頼らず、渋谷のどこにでもある風景を再構築して街を表現。見え方が均一になりがちな高密度のドット絵を、コントラストで変化をつけ、矢印などで視線を誘導する点など、技術力の高さがうかがえる」と審査委員から高い評価を得た。

優秀賞:「Yokai Festival」(@pixeleyebat)

受賞作品は30日まで、渋谷キャスト内の「カフェAre(オーレ)」に展示されるほか、渋谷駅周辺のビル壁面を利用した約100カ所の街メディア「ROADCAST」でも優秀作品が掲出。そのほか、特別賞を受賞した「SHIBUYA BOYS」「SHIBUYA GIRLS」は21日まで、adidas Originals Flagship Store Tokyo B1で展示されている。

▲渋谷の街の約100カ所に作品展示。散策しながら探してみるのも楽しい。

★ピクセルアート受賞展示場所
〇日程:6月1日(土)〜6月30日(日)
〇会場&媒体
・adidas Originals Flagship Store Tokyo B1 (6月1日〜6月21日 ※特別賞展示)
・QFRONTの巨大ビジョン(6月15日〜6月30日 ※最優秀賞掲出)
・渋谷駅周辺約100カ所「ROADCAST」(6月17日〜6月30日 ※優秀作品展示)
・渋谷キャスト/カフェAre(6月20日〜6月30日 ※全受賞作品展示)
〇料金:無料
〇公式:https://pixel-art.jp/

★渋谷のラジオ▲左からシブヤ経済新聞・西樹編集長、Shibuya Pixel Art実行委員会・坂口元邦さん
渋谷のカルチャー情報を発信するサイト『渋谷文化プロジェクト』と連動し、隔週水曜日に渋谷のラジオで生放送しています。6月19日のラジオゲストとして、Shibuya Pixel Art実行委員会より坂口元邦(さかぐち もとくに)さんに出演いただきました。今年のイベント内容について詳しくお話を聞いてますので、ぜひオンエアをチェックしてください。

★6月19日の放送はこちら

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