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新元号発表で、渋谷の街はどうだった?

ワールドカップやハロウィンなどでお騒がせの渋谷ですが、新元号発表でも「何か起こるのではないか」という期待と不安が入り交じる声がSNSなどで目立っていました。さて、渋谷の街で今日一日、何が起こったのか改めて振り返ってみたいと思う。

発表の約1時間前から駅周辺には人やメディアが徐々に集まり始め、11時15分過ぎには、歩行が困難なほどにその規模が膨れ上がった。特にQ-Frontに向けてスマホやデジカメを構える姿が目立ち、大型街頭ビジョンに流れるニュース映像や速報に注目が集まった。

11時40分過ぎに新元号「令和」が発表。ところが発表の瞬間、渋谷駅周辺は驚くほど静かで、雄叫びや騒ぎは全く起きなかった。おそらく屋外でネット環境が不十分な環境であったため、テレビ中継をリアルタイムで観ていた人はそう多くなく、情報の伝わり方がマチマチだったことがその理由であろう。

「どうやら令和に決まったらしいよ」と手元のスマホから情報を得た人から徐々に広がり、発表から少し時間差を経て、ざわざわし始めたというのが現場のリアルな様子だった。

中にはいち早く持参した色紙に「令和」と書き、頭上に高く掲げて周囲に知らせる人もいた。

▲街頭ビジョンに流れる速報ニュース

渋谷駅周辺が騒然となったのは、むしろ発表直後ではなく、それから1時間くらいを経た後のこと。大手新聞社が号外を配布するときにスタッフらしき人が現れるや否や、記念すべき号外を求めて、多くの人びとが一気に殺到して一時危険な状態に。駅前交番のお巡りさんが直ぐに介入し、その場での配布は中止となった(その後、場所を変えて配布が行われた)。

▲号外配布の雰囲気を察知して、交番前に多くの人びとが殺到

渋谷のみならず、全国各地でも号外配布時に奪い合いが起こるなど一時パニックが発生しているという。今後、東京五輪時の号外配布をどうするか否か、大手新聞社も頭を悩ませるところだろう。

今日一日、渋谷の街の至るところでは、新元号発表を受けて様々なイベントやサンプリング、商品の販売などがいち早く行われた。その様子をSNSにアップされたニュースや情報を元に振り返ってみよう。










渋谷は賑やかな一日だったが、あくまでも今日は新元号の発表のみ。実際の改元は5月1日である。10連休となる今年のGW、渋谷の街はもっと賑やかになりそうだ。

編集部・フジイタカシ

渋谷の記録係。渋谷のカルチャー情報のほか、旬のニュースや話題、日々感じる事を書き綴っていきます。

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