A首都高速道路
高架ホームの東横線渋谷駅の特徴といえば「かまぼこ型の屋根」。線路の枕木と同じ方向に「かまぼこ」は全部で11個並び、特に改札口に一番近いかまぼこはやや特大サイズ(実は、ここには駅務室があります)。また駅側から数えて8個目と9個目の屋根は「首都高速渋谷線」と一体化し頭上に自動車が走り、高架ホームの真下には「国道246号線」がすり抜けていくという、まさに渋谷らしいアンビリーバブルな光景が見られる。国道246号線や首都高の建設、さらに東横線渋谷駅の拡張工事は、いずれも東京オリンピック(1964年)に向けた建設ラッシュの中で整備が進められたもの。東京オリンピックの開催は、今日の「渋谷の街」のインフラ整備や発展に大きな影響を与えた。