■渋谷の4時間を振り返る、W杯観戦ドキュメント
*午前9時過ぎ〜 試合1時間前のハチ公広場付近
過去5大会の中で日曜日午前中の試合開始は始めて。大事な初戦に向け、渋谷のスポーツカフェやライブハウス、飲食店の多くは特別営業を実施し、パブリックビューイングや観戦イベントを行った。キックオフまで1時間に迫った午前9時過ぎ、ハチ公前広場には青いユニフォームや奇抜なコスチュームに身を包んだサポーターの人口密度が急増し、各イベント会場に向かう姿が目立った。
*午前10時〜前半戦 パブリックビューイング
写真は渋谷駅東口にある「マクドナルド渋谷東映プラザ店」で行われたパブリックビューイングの様子。サッカースタジアムをイメージした特別装飾が施された店内に大型スクリーンを4台設置し、ドナルドとともに約150人の参加者が観戦イベントを楽しんだ。前半16分、本田選手が豪快なシュートで先制すると、会場は大歓声に包まれました。
*午前11時過ぎ〜後半戦 パブリックビューイング
写真は円山町にある「渋谷WOMB」で行われた300人規模のパブリックビューイングの様子。ゲストにはナオト・インティライミさん、水沢アリーさん、ライセンス井本さん、ウーマンラッシュアワーが参加し、観戦イベントに華を添えた。1-0の日本リードのまま後半戦を迎えたが、後半16分にドログバ選手が加わるとコートジボワール代表の動きが一気に加速。後半19分に、21分に連続失点を許すと、深いため息も。その後、大久保選手、柿谷選手を投入し逆転が期待されたが、サポーターの願いは叶わず、1点差で惜敗した。
*午後12時過ぎ〜 試合後のスクランブル交差点付近
渋谷の各所で行われた観戦イベントを終えたサポーターが、12時過ぎに渋谷スクランブル交差点付近に集まり始めた。試合には敗れたが、交差点ではすれ違う者同士でハイタッチをしたり、「ニッポン」コールが沸き起こるなど、興奮冷めやらぬサポーターでごった返した。
惜しくも勝ち点を逃したが、決勝トーナメント進出に向けて「頑張れ!ニッポン」