■ Interview· Human width standing on stage, has spread surprisingly
Shibuya is a treasure trove of comedy of human resources gather
• The arts humane depth and self-assertion, and compelling need
- More freely, I want to seek a new Standard
■ profile82 years Tokyo Katsushika born. He founded the theater company at the time of Waseda University student, to start a career as an actor and writer. He started working in the entertainment production office from a student, after graduation, to full-fledged configuration writer road. Only it is currently about two years, Nippon Television, including the "monkey roux", from terrestrial TV program until the CS broadcasting, engaged in a number of programs at the center of the comedy, is attracting attention as a young writer of the up-and-coming.
--ヒューマンアカデミー渋谷校で現在佐藤さんが担当している授業の内容を教えてください。
ネタに関しては、自分たちのやりたいことを考えてもらっています。彼らの発想がきちんと伝えられるように、演技力をつけてもらうのが僕の役目ですね。目の前にある素材の悪い部分を修正しているような感じです。スクール全体としては、1週間のうち1日を演技の授業に、あとはネタ見せを中心にやって、残りを使ってテレビでのトークの仕方とか絡み方とか、ネタ以外のシミュレーション的なことをレクチャーします。昨今の教育問題じゃないけれど、彼らを頭ごなしにしかりつけることはしないです。そうでなくても、自分たちの演じたネタを録画して見せれば、みなどこが悪いか一発で理解しますから。
--スクールとして大きく育てたい人材は?
芸を見た人のテンションのぐっと上がるような才能ですね。それにはやはり、人間としての深み、きちんとした自己主張がないと。演技や滑舌を含め、きちんとした説得力を備えた人材はすごく面白いと思うし、将来性があると思います。
--才能のある人間は、ひと目見てわかるものなのですか?
分かりますね。存在感やオーラは、授業で伝えられるような技術の範疇外です。そういう意味からすると、育った環境や重ねてきた経験、様々な人との出会いが芸に生きるというのは真実だと思いますね。最近、やたら育ちがよかったり有名大学を卒業していたり、これまでではあまり見られなかった経歴の芸人も増えています。就職の一機会としてお笑いを選ぶ若者が増えている。彼らが成功するかしないかの違いは、独自の存在感があるかどうか以外に、場の空気がしっかり読めるかどうか、そして運と実力とコネという3つの要素を均等に兼ね備えて、きちんとした人間関係が作れるかにかかってくると思います。
--佐藤さんの今後の展望をお聞かせください。
世の中と一緒で、最近は放送業界も自由なことがやりづらい空気が流れているけれど、お金のことを度外視すればもっと自由は広がると思っているんですよ。僕はもともと演劇人として出る側の人間だったので、役者がお笑いをやったらどうなるのか?ということを考えていて、それをネットラジオやYou Tubeにアップデートするような、小さな試みから始めています。まあ、このところずっと作家業に染まっていて、「前に出る欲」が湧いているというか(笑)。裏方の人間が前に出るにはどうしたらいいのか、その最短方法を探りつつ、自分で脚本を作ってVTRを廻して演じて編集する、新しいスタンダードを模索して確立できたらなあ、と。映画やドラマもあるかもしれないけれど、結局僕はお笑いが大好きですから。こんなこと真顔で言うの、結構恥ずかしいですけれど(笑)。
渋谷という街への印象は?出身が葛飾の金町というのどかな場所だったせいか、入り組んでいてごちゃごちゃした印象があった渋谷には、はじめのうちはあまり近寄らなかったです。田舎者だったので。それが高校時代に洋服を買いに来るようになり、大学時代、渋谷にあった芸能制作事務所に出入りするようになりました。何となくですが、「オレも渋谷に通うようになったか」と感慨深かったのを覚えています。その時期、演劇のために使う道具類を揃えるのに、東急ハンズには随分とお世話になりましたね。それから、よく行くのは宮下公園近くの服の修理屋さん。今日も履いていますがジーンズが好きで、気に入ったジーンズのリフォームや修繕に利用しています。
渋谷への要望はありますか?シアターDが公園通りに移転しましてからというもの、娯楽がずいぶん駅から遠くなってしまったような気がして。お笑いに限らず劇場やスペース、ギャラリーなど、最先端カルチャーを気軽に、それも駅から至近で見られるような環境になってくれたら、僕は嬉しいです。
2003年10月に開講した半年間の夜間講座。演芸・放送業界の現場で活躍するプロデューサーや構成作家を講師陣に揃え、舞台、テレビで生きる実践的な授業カリキュラムを実現。また各芸能プロダクションとの協力・提携も積極的に行い、プロへの道を追求する、本格的に「お笑い」を学べる学校。 |