独断と偏見で「2017年の渋谷」を振り返る
新年始めは恒例企画となりましたが、昨年一年間の「渋谷のニュース」をランキング形式で振り返っていきたいと思う。なお、ランキングの順位は、あくまでも独断と偏見で決めたものであるため、やや偏りや違和を感じる人もきっと多いかもしれませんが、ご容赦ください。
<独断と偏見で選ぶ!2017年、渋谷ニュースランキング>
1位:グーグル、ミクシィが渋谷駅前再開エリアに移転へ
2位:「カウントダウン」「盆踊り」など、「渋谷=祝祭の街」を国内外にアピール
3位:文化村通りにファミリー・女性層狙う「MEGAドンキ」がオープン
4位:宮下アパート跡地に「渋谷キャスト」オープン
5位:パルコに続き「アップル」「GAP」の休業・閉店で、公園通りは元気を失う
6位:「1964年の渋谷」をVRで再現するプロジェクトが始動
7位:旧棟横線の線路跡地「渋谷Rプロジェクト」の概要発表
8位:戦後渋谷の歴史を刻む、老朽化した「恋文横丁の碑」が再建
9位:新住民登録された渋谷区AIキャラクター「渋谷みらい」くん
10位:「100banch」など、大企業のオープンイノベーション拠点がオープン
1位:グーグル、ミクシィが渋谷駅前再開エリアに移転へ
昨年のナンバーワンニュースは、何と言ってもグーグルとミクシィ移転のニュースでしょう。グーグル日本法人が本社移転する大規模複合施設「渋谷ストリーム」(2018年秋開業)は、渋谷川沿い、東横線線路跡地の再開発プロジェクトの一つ。高さ約180m、地上35階建ての同施設(延床面積約116,700平方メートル)の下層は商業施設、中層はホテルで構成されることが既に明らかとされてきたが、昨年秋にグーグルが2019年度に上層階の14〜35Fに本社を移転することを発表し、大きな話題を集めた。
もともとグーグルは2001年、海外初拠点として渋谷・セルリアンタワーにオフィスを構えていたが、スタッフの増員に伴い、2010年に六本木ヒルズへ移転。今回、9年ぶりに古巣・渋谷に戻ってくることになる。
さらにIT大手企業のミクシィも「渋谷ストリーム」と隣接し、現在、渋谷駅直上に建設中の「渋谷スクランブルスクエア」の東棟に本社移転することを発表している。2027年の完成を目指し、段階的に渋谷駅全体を建て替えるプロジェクト「渋谷スクランブルスクエア」は、渋谷駅周辺の再開発の中で最も大きな規模となる。東棟、中央棟、西棟の3本の超高層・高層ビルの建設が予定されているが、2020年の東京五輪開催に間に合わせる形で、高さ230m、地上47階建ての「東棟」(2019年度竣工予定)が先行して開業する。その渋谷随一の高さを誇る複合施設にミクシィの移転が決定し、グーグルと共に渋谷駅周辺のIT色が一気に高まりそうだ。1990年後半、ITベンチャーが集積した渋谷は「シリコンバレー」を文字って「渋谷ビットバレー」と呼ばれて注目された。その後、ベンチャー企業の成長や規模拡大に伴い、オフィスフロア(床面積)の供給量の少ない渋谷を離れ、六本木や新宿などに多くのIT企業が移転を余儀なくされたという経緯がある。今回のIT大手2社の移転発表をきっかけに、競合他社や起業家、エンジニアに良い刺激を与え、テクノロジーやイノベイティブなアイデア、事業が溢れる場として渋谷で新しいムーブメントを巻き起こしてもらいたい。今後、再開発エリアに移転する企業が続々と発表されると思うが、その動きから目が離せない。
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・渋谷ストリーム(旧渋谷駅南街区)(2017/4)
・渋谷駅街区(東棟・中央棟・西棟)(2017/4)
・渋谷ストリーム33階から見下ろす「渋谷駅周辺の再開発工事」(2017/12/4)
2位:「カウントダウン」など、「渋谷=祝祭の街」を国内外にアピール
一昨年に続き、昨年2017年の大晦日も渋谷スクランブル交差点を中心に道玄坂、文化村通り、井の頭通り、公園通りなどが交通規制され、大規模なカウントダウンイベントが開かれた。
2016年末の来街者は6万7000人に対し、昨年末は10万人を数え、年々規模が拡大している。中でも目立ったのは、全体の2〜3割を占めているだろうと思われる外国人の姿だ。昨年夏の「盆踊り大会」や秋の「ハロウィン」もそうであったが、渋谷スクランブル交差点で開催されるイベントを目当てに訪れる外国人観光客が増えているのは明らかである。こうした観光客増加の背景には、混雑緩和・交通安全の確保のため、2016年から警視庁による大規模な交通規制が実施されたこと、さらに渋谷区や商店街などを中心にカウントダウンを「まちイベント化」したことも大きな要因といえる。
ニューヨークの「タイムズスクエア」、ロンドンの「ビッグベン」と同じく「渋谷スクランブル交差点(SHIBUYA CROSSING)」は、世界に向けて東京をアピールできる「祝祭スポット」として確かな存在感を示しつつある。2020年には東京オリンピックも控え、今後、渋谷スクランブル交差点をステージにした野外イベントが、ますます増えていくことだろう
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・【レポート】109前で「渋谷盆踊り」が初開催(2017/8/6)
・渋谷駅周辺は大晦日カウントダウンモードへ(2017/12/28)
3位:文化村通りにファミリー・女性層狙う「MEGAドンキ」がオープン
昨年5月、渋谷・文化村通りにドン・キホーテの旗艦店「MEGAドン・キホーテ渋谷本店」がオープン。もともと渋谷には「ドン・キテーホ渋谷店」があったが、斜め向かいに移転する形で「MEGAドン・キホーテ」として生まれ変わった。
旧渋谷店が地下1階から地上3階の計4フロアであったのに対し、新店舗は地下1階から地上6階の計7フロアで、売場面積が約3倍に拡大。都心最大の「MEGA業態」となる同店舗の大きな特徴は、ファミリー・女性層に向けた「生鮮食料品売場の新設」と、渋谷エリアに特化した「地域連携型の売場づくり」の2つ。
これまで渋谷駅周辺は、大型・小型含めて「スーパーマーケット不毛地帯」と言われていたが、店舗全体の約15%を占める「地下1Fフロア生鮮食料品売場」の誕生に伴い、「買い物難民」に陥っていた渋谷住人を救う存在として大いに歓迎された。
もう一つの特徴は「地域連携」を意識し、1Fフロアに「渋谷みやげ」コ−ナーが新設された点だ。外国人観光客へのアピールを狙い、渋谷の名所や「ハチ公」「モヤイ像」「ガングロ」などをモチーフにしたクッキーやケーキなど、渋谷区観光協会が推奨する「渋谷みやげ」が数多くそろう。今まで渋谷には名物といえる「おみやげ」がほとんどなく、観光客のインバウンド売上を取りこぼしていた。「渋谷みやげ」コーナーの新設は、渋谷みやげの商品企画に弾みを付け、かつ文化村通り方面に観光客の足を運ばせる「送客装置」の一つとして機能することが期待されている。既にオープンから7カ月が過ぎ、同店舗の1Fフロアには連日多くの外国人観光客が溢れており、街の回遊性を高める一定の効果を果たしつつあるようだ。
また「ドン・キホーテ」関連の話題では、もう一つ大きなニュースがある。旧店舗「ドン・キテーホ渋谷店」と、その後方の駐車場スペ−ス、ラブホテル等を含めたスペース(敷地面積5,737平方メートル)に、高さ130メートル、地上28階建ての「ドン・キホーテのホテル」の建設が予定されている。
正式発表はまだであるが、竣工は五輪後の2022年ごろ。総合スーパーから観光みやげ、さらにホテル建設まで、今後、渋谷・文化村通りはインバウンド需用を取り込む「ドン・キホーテグループ」の集積地帯として賑やかなエリアとなりそうだ。
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・渋谷に「MEGAドンキ」オープン−「生鮮食料品」「地域連携」強化(2017/5/19)
4位:宮下アパート跡地に「渋谷キャスト」オープン
7位:旧東横線跡地「渋谷Rプロジェクト」の概要発表
昨年4月、渋谷駅から明治通り沿いに原宿方面に向かう途中、キャットストリートの入り口付近に新しい複合施設「渋谷キャスト(SHIBUYA CAST.)」がオープンした。
地上16階建ての同施設は、「都営宮下町アパート」跡地の開発プロジェクトである。単なる商業ビルでもオフィスビルでもない施設の特徴は、低層部にco-labを核とする「シェアオフィス」、3F〜12F にベイクルーズなどの「オフィス」、13Fに居住者同士のコミュニティづくりを実験的に行う「コレクティブハウス」、14Fに短中期滞在のビジネスパーソンやクリエーター向けの「サービスアパートメント」、15・16Fに「賃貸住宅」で構成され、「働く」と「暮らす」を兼ね備えたユニークな施設であること。中でも13Fのコレクティブハウス「Cift」は、クリエーターが共同生活をしながら、「新しい家族の在り方」「新しい働き方」「新しい暮らし方」などを模索する実験的なスペースとして高い注目を浴びている。渋谷は「暮らし」とは縁遠い場所と思われているが、「職住一体・職住近接」の未来の都市コミュニティのあるべき姿を指し示す施設として、今後の動向に注目していきたい。
同じく再開発エリアとして、見逃せないのが7位の「渋谷Rプロジェクトの概要発表」。渋谷キャストが渋谷と原宿をつなぐ要所であるならば、「渋谷代官山Rプロジェクト」(2018年秋開業予定)は渋谷と代官山をつなぐ結節点といえる。
東急東横線の線路跡、渋谷清掃工場に隣接するエリアを活用して再開発される同施設。イメージパースのように建物がアーチ状に弧を描いているのは、代官山駅から渋谷駅に向かう途中で大きく左カーブしていたことを物語る。A棟とB棟から構成され、A棟には保育園、B棟にはバックパッカーなどを対象としたドミトリー、個室を含むホテルが開業するほか、商業施設、オフィスが入居する計画だ。2015年4月に東横線の線路跡地を活用して開業した商業施設「LOG ROAD DAIKANYAMA(ログ ロード代官山)」から、「渋谷代官山Rプロジェクト」「渋谷ストリーム」(2018年秋開業)。さらに宮下公園と商業施設・ホテルを一体的に開発する「宮下公園等整備事業」(2019年開業)、その向かいの複合施設「渋谷キャスト」(2017年4月開業)まで、「線路跡地と暗渠化された渋谷川を含むエリア」の再開発に伴い、代官山から原宿までの南北をつなぐ「新しい商圏」と「人の賑わい・アクティビティ」が新たに創出させる。代官山から渋谷、渋谷から原宿までの一駅圏内の回遊性をより一層高めてくれそうだ。
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・宮本町エリア 渋谷キャスト(旧渋谷宮下町計画)(2017/4)
・渋谷キャストに「東急ストア フードステーション」出店(2017/4/28)
5位:「アップル」「GAP」の休業・閉店で、公園通りは元気を失う
2020年に向けて一斉に再開発が進む中で、「渋谷公園通り」では主要商業施設の一時休業や、大型店舗の閉店が相次ぎ、かつて若者たちで賑わったストリートはすっかり元気を失っている。
2016年秋にパルコが建て替えに伴って一時休業して以来、渋谷区役所庁舎も美竹公園に一時移転、昨年5月に同店に隣接していた「Gapストア」が閉店、11月には向かいに位置する「アップル渋谷」もリニューアル工事のため一時休業を発表している。公園通りの中腹から坂上に至るまで店頭の照明の明るさが減ったせいか、夕方を過ぎるとストリートの暗さが一段と際立っている。こうした閉店・一時休業の話題が目立つ中、今年の2月には、渋谷パルコ・パート2の跡地にアパレルブランド「earth music & ecology(アースミュージック&エコロジー)」などを手掛けるストライプインターナショナルが、ホテルや飲食スペース、イベントスペースを併設するグローバル旗艦店「ホテル コエ トーキョー(hotel koe tokyo)」を開業する。さらに2019年早々には渋谷区役所新庁舎、5月には渋谷公会堂、秋には新生パルコ、アップルショップの新規オープンが予定される。現在寂しさが漂う公園通りは、2020年の五輪開催までに一気に刷新され、従来以上の明るさを取り戻すことになるだろう。
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6位:「1964年の渋谷」をVRで再現するプロジェクトが始動
渋谷に限った流行ではないが、昨年はVRカラオケ、VRバー、VRゲームセンターなど、ヘッドセットを装着して楽しむ「VR施設」が続々とオープンし、「VR」がより身近なテクノロジーとして一気に広がった年となった。中でも昨年11月、渋谷・宮益坂にオープンした「VREX(ヴィレックス)渋谷宮益坂店」はVRゲームと飲食店を融合させ、飲食しながら最大6人のグループでプレイ出来るのが特徴となっている。従来のカラオケやボーリング、ダーツなどに続き、飲み会や宴会後の娯楽としてVRが定着していくかもしれない。
また渋谷ならではのVRの話題で見逃せないのは「1964TOKYO VR」だ。昨年秋から日本テレビ・土屋敏男プロデューサーとライゾマティクス・齋藤精一さんらを中心に「1964年の渋谷の街をVRで再現しよう」というプロジェクトが始動している。最先端のテクノロジーを使い、半世紀前の渋谷の街を3Dで甦らせるため、1964年前後の渋谷の写真を広く一般から募集している最中だ。今後、収集された写真を利用して、かつての渋谷の街を再現する3Dデータを随時公開していくという。2016年が「VR元年」なら、昨年は「VRの活用法」が具体化された年といえるだろう。
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8位:恋文横丁の碑が再建
渋谷・道玄坂のプライムと文化村通り・ヤマダ電機LABI渋谷の裏側あたりに、かつて「恋文横丁」と呼ばれたエリアがあったのを、皆さんはご存知だろうか? ヤマダ電機の脇に、「恋文横丁此処にありき」と記した木製の碑がひっそりと立っているが、昨年7月に老朽化に伴って、新たにステンレス製の碑が再建された。
決して大きなニュースではないが、戦後渋谷の歴史を語る上で外せないトピックスであるため、2017年のニュースの一つとしてこの場で改めてご紹介しておきたい。横丁の名称は、丹羽文雄原作の小説「恋文」に由来するのだが、なぜそう呼ばれるようになったのかは1950年まで遡る。当時、朝鮮民主主義人民共和国と大韓民国は、東西冷戦の文脈から朝鮮戦争が勃発。大韓民国を支援するアメリカ兵が日本に数多く駐留し、日本人女性と付き合うものも多かったという。1953年、朝鮮戦争が休戦すると駐留アメリカ兵は本国に帰り、女性の多くが日本に残されたが、英語の分からない彼女たちは手紙すら書くことができなかった。こうした事情から英語が分かる学生らを中心に、このエリアに英文ラブレターの代筆屋が集まり始めた。当初は「すずらん横丁」と呼ばれていた一帯であるが、小説「恋文」の映画化をきっかけに「恋文横丁」という名称で呼ばれるようになった。その歴史深い場所の記憶を後世に残すべく、昭和54年、現在の文化村通り沿いで商売を営む「美美薬局」の店主が自ら、「恋文横丁此処にありき」と記した木製の碑を立てたという。
ところが40年の歳月を経て木の根元がすっかり腐り、この数年間は補強しながら何とか自立させていたが、昨年7月に「行政書士業務と恋文代筆業は通じる」という理由から東京都行政書士会が中心となって、ステンレス製の碑を再建するに至ったそうだ。近くを通りかかったら、ぜひ新しい碑をチェックしてみてほしい。
9位:渋谷区に新住民登録された「渋谷みらい」くん
10位:「100banch」など、大企業のオープンイノベーション拠点がオープン
そのほか、9位は自治体として日本初の取り組みとなる「渋谷区のAIキャラクター」の「渋谷みらい」くん。マイクロソフトのAI(人工知能)技術を使い、LINEを通じて実際にコミュニケーションを図ることができる。
渋谷区では多様性や先進性を象徴するキャラクターとして、渋谷区主催イベントや、小学校のワークショップなどのPR活動に広く活用していくという。もはや、地方自治体のキャラクターは「ゆるキャラ」の時代ではないのかもしれない。
最後に10位は「パナソニック、SMFGなど、大企業のオープンイノベーション拠点が続々オープン」。渋谷には、スタートアアップやベンチャー企業など大きな夢や野心を持つ小さな企業が多く集積している一方、これまで東証一部で上場する大企業のイメージは全くなかった。ところが、ここ数年前からスタートアップやベンチャーを支援する形で、アクセラレーターやベンチャーキャピタルなどがこぞって渋谷に拠点を構え始めている。
さらに昨年はパナソニックが渋谷川沿いに「100Banch」、三井住友フィナンシャルグループが文化村通りに「hoops link tokyo」を開設するなど、日本を代表する大手企業がオープンイノベーションの新たな拠点を構える動きが活発化している。ひと昔前まで、新規事業開発や社内ベンチャーなど「社内発」という考えが主流であったが、最近では新しいアイデアやテクノロジーは、オープンイノベーションという形で外部に求めていく傾向が高い。その出会いやマッチングの場として、渋谷を最適と考える大企業が増えているようだ。また昨年秋には、米シリコンバレーのベンチャーキャピタルPlug and Playの日本オフィス「Plug and Play Japan」が渋谷に拠点を構え、「SHIBUYA100スタートアップ」を開始したほか、今年は米コワーキングスペース大手の「WeWork」が東京でスペースを拡大していくなど、国内の大手企業のみならず、黒船の動きからも目が離せない一年になりそうだ。
<関連記事>
・渋谷区に新住民登録された「渋谷みらい」くんって、誰だ?(2017/11/8)
<過去の関連記事>
・「独断と偏見で「2016年の渋谷」を振り返る」(2017年1月11日)
・「独断と偏見で「2015年の渋谷」を振り返る」(2016年1月3日)
・「独断と偏見で「2014年の渋谷」を振り返る」(2015年1月3日)
・「独断と偏見で「2011年の渋谷」を振り返る」(2011年12月31日)
・「独断と偏見で「2010年の渋谷」を振り返る」(2011年1月7日)
・「ゆく渋谷ゼロ年代、くる渋谷10年代」(2009年12月29日)
編集部・フジイタカシ
渋谷の記録係。渋谷のカルチャー情報のほか、旬のニュースや話題、日々感じる事を書き綴っていきます。