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★『二人のホドロフスキー愛の結晶』展
 (〜9/21)@アツコバルー★

http://l-amusee.com/atsukobarouh/schedule/2014/0717.php

ホドロフスキ夫婦展、いよいよ始まりました。。。

「人は一人ものではない、、、」。

ホドロフスキー監督が来日時に発した印象的な言葉です。

自分の両親、祖父母が受けた傷や痛み、苦しみは、いまも自分たちの身体の中に生きづいている。。。それを「サイコマジック」という独自のタロットリーディングにより救済してあげること。そのリーディングを自身に施したものが今回の『リアリティのダンス』です。
彼の映画は特殊で「映画作品」が自立して語られるものではありません。鑑賞者の人生や生き方に深く関わる作品なのです。この映画を見ること、語ることは鑑賞者自身の人生を顧みることであり、語ることなのです。 そういう意味では希有な作品群とも言えますが、それこそ「カルト」という定義そのものなのです。この映画はホドファンにとっては、自分自身の生き方に決着をつける作品とも言えるのです。

自分の肉体の中に先祖の様々な霊魂がいまも生きづいている。 先祖から子孫、それを継承していくことが、「愛」だと定義するならば、この夫婦の展覧会はまさにその「愛」の時間と行為の結晶。ふたりの共有時間、共同作業が紙上に展開された痕跡とも言えます。 その塗られたばかりの水彩絵の具は紙に染み込み、水分だけは次第に乾いていき、絵の具のみが紙上に遺されていきます。。。まるで砂漠に遺された塩や鉱物です。

その結晶化された「画」そのものが「愛」の共同時間の痕跡そのものと言えるのではないしょうか。

1989年にホドロフスキーは『サンタ・サングレ』の日本上映の際に来日しました。いまも渋谷のシネマライズの地下の円柱には彼のサインが遺ります。
今回日本は空前のホドロフスキーブームです。
2014年の夏、渋谷一帯はホドロフスキーに彩られます。9/21までアツコバルーでは展示は続きます。シネマライズの89年のサインと同様に、この夏にホドロフスキーの作品に触れること、手に入れることはとても感慨深い経験なのです。。。   
40,000円から80,000円という手に入れ易いお値段で字グレーが販売されております。私も一枚購入してしまいました。。。

ヴィヴィアン佐藤(非建築家)

非建築家、アーティスト、ドラァククイーン、イラストレーター、文筆家、パーティイスト、、、と様々な顔を持つ。独自の哲学と美意識で東京を乗りこなす。その分裂的・断片的言動は東京では整合性を獲得している。。。なんちゃって。

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